瘀血の症状と養生法

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

「瘀血」という状態があります。これは、体の栄養である「血(けつ)」の巡りが悪い状態です。栄養を運ぶ「血(けつ)」が滞るので、新陳代謝が低下しやすくなります。

瘀血の症状としては

瘀血の症状としては

・クマができやすい
・顔や唇の色が暗い、紫っぽい
・胸痛がある
・シミ、そばかす、皮膚トラブルが多い
・手足の冷え、冷えのぼせがある
・慢性的に頭痛がある
・慢性的に首こり、肩こりがある
・生理痛が酷い、血塊がある
・痛みがるところを押すとさらに痛い
・肌に細かい血管が見える、静脈瘤がある
・体内に塊がある(子宮筋腫、腫瘍など)
・不妊

などがあります。

瘀血の養生法

瘀血がある方は、「血」の巡りが悪くなるので、新陳代謝が低下し体の老廃物も排泄にくくなります。血管(静脈)が浮いて見えたり、静脈瘤ができやすくなります。手足は冷えるけど、のぼせもある、同じところがいつも痛む、慢性的な頭痛や肩こりがあり、女性の方は生理痛がひどくて塊も多いなどの症状が見られます。

気滞」タイプと同様に「巡らせる」ことが大切です。「香り」を生活に取り入れると「巡り」が回復します。「瘀血」タイプの方は、香りだけでなく「体を動かす」ことを意識しましょう。長時間同じ姿勢でいると「ガチガチ」に固まり「痛み」が強くなりやすいので、こまめに休憩を入れてストレッチをしたり、可能であれば時々仕事の場所を変えたりして「変化」させることも瘀血予防にもなります。

「瘀血」タイプの方は、水分摂取が苦手な方も多いのですが、水分不足になると「瘀血」がさらに悪化します。運動前や食事の前、ストレッチや運動後には水分を取るようにしましょう。

「巡り」を回復させるために役立つのが「入浴」です。水分をしっかり取ってゆっくり湯船に浸かってください。のぼせやすい方は「足湯」でもOK。

それと「睡眠不足」は瘀血を悪化させますので、22〜23時には眠れるように準備をしておきましょう。

 

日常生活を気をつけてもなかなか症状がよくならない場合は、漢方も上手に役立ててください。

 

漢方薬局・鍼灸接骨院 & よもぎ蒸し・吸い玉・リフレクソロジーサロン

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