流産とメタボリックシンドローム

妊娠初期であれば偶発的な染色体異常が原因であることががほとんどです。しかし繰り返す場合は、両親のどちらかにリスク因子がある場合があると言われています。

今回の研究は、流産の原因についての１つについて調べたものです。

最近の研究では流産歴２回以上の女性は、メタボリックシンドロームの罹患率が有意に高くなっていることが示されました。

今回の研究ではメタボリックシンドロームは腹部肥満、中性脂肪高値、HDL低値、高血圧、高血糖のうち少なくとも3つあるものと定義しています。

メタボリックシンドロームの発症予防に務めることは流産リスクを低下させるだけでなく、妊娠中、産後、その後の人生の健康においてもとても重要です。

もちろん、これだけが繰り返す流産の原因ではありませんが、可能性がある場合は積極的に改善していきましょう。

メタボじゃないけど、流産を繰り返して原因がわからない…というケースにおいては漢方や鍼灸などの中医学的アプローチが役立つこともあります。

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