次の妊娠までどのくらい間を空けて、妊活・不妊治療を再開させたらよいのか

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。


次子を希望した際、理想的な妊活・不妊治療の再開時期はあるのでしょうか。どのくらい間を空けて妊活を再開したら良いのか、空ける期間で早産率、流産率が上がる可能性があるのか調べた報告があります。

この報告によれば、次の妊娠までの期間が12〜18ヶ月の妊娠間のグループと比較して、12ヶ月未満のグループの場合は、排卵誘発・人工授精の場合は1.42倍、自然妊娠の場合は1.14倍、37週未満の早産の割合が増加していました。

体外受精の場合では増加しませんでした。

また、12ヶ月未満の妊娠の場合、低出生体重子の割合が、体外受精の場合で1.34倍、排卵誘発・人工授精の場合で1.33倍、自然妊娠の場合で1.26倍増加していました。

このことから、次回の妊娠までの期間を少なくとも12ヶ月以上空けることで、不妊治療の種類にかかわらず、早産や低出生体重子のリスクを減らせる可能性が示唆されました。

 

出産後はホルモンバランス乱れやすく、子宮や卵巣が妊娠の準備には時間がかかるのだと思います。一方、妊活・不妊治療は「時間」との戦いである側面も大きく、時間をたくさん空ければそれだけ卵巣機能にも影響を与えてしまいます。

 

今回の報告によれば第2子、第3子を希望する場合、計画的に卒乳をすすめて1歳〜1歳半ぐらいに妊活・不妊治療を再開するのが良いようです。子育ての状況によっては上記の期間で再開するのが難しい場合もあると思いますが、今後の妊活・不妊治療の計画を立てる際の参考になれば幸いです。

 

 


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西洋医学的には、卵子を積極的に守る方法はありませんが、漢方では「卵」を育てながら、発育途中のさまざまなストレスからどうやって「卵」を守っていくかも考えて処方を組み立てていきます。体の調子を整えるだけの処方ではないのが特徴です。ダメージから守られて育った卵は、良い結果に繋がりやすいので、妊活されている方にはぜひタナココのオリジナルの漢方を取り入れて欲しいと思います。


 

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