採卵できそうな卵が1つのとき

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

病院での体外受精、顕微授精と並行して煎じ薬で漢方をお飲みいただいている方の中には、採卵数が増加傾向にあることが多く、低反応の卵巣の場合でも、採卵できるかできないかという状況から、1〜2個とれるようになった、さらに続けて服用するともっと取れるようになったというように少しずつ良い結果が出てきます。

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卵巣を刺激したにもかかわらず、採卵できそうな卵胞が1個の場合、そのまま採卵して体外受精に臨むか、それとも今周期は人工授精に切り替えるべきか悩む場面に出くわすことがあります。

このような状況に出くわすことは稀ではないのですが、選択の際に参考になりそうなデータは今までありませんでした。最近、ちょっとだけ参考になりそうな報告があります。

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体外受精に向けて継続した場合と、人工授精に切り替えた場合の臨床的妊娠率、生産率についての系統的レビューを行った結果、2個以上の卵胞で体外受精に向けて継続した場合、人工授精にきりかえるより高い臨床的妊娠率、出生率となることがわかりました。

卵胞が1つだけのときは、体外受精に向けて継続した場合と、人工授精に切り替えた場合では臨床的妊娠率と出生率には差はありませんでした。

今回の報告で使用した研究は6つありましたが、この中でランダム化比較試験は1つだけでした。

*ランダム化比較試験:臨床研究では治療を行うグループと治療をせず観察のみのグループに分けて比較しますが、2つのグループに分ける際にランダムに振り分けている研究を指します。ランダムに振り分けることで偏りがなくなるため2つのグループの性質の違いが結果に影響を及ぼす可能性が少なく、信用度が高い研究とされます。

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より信頼度の高いデータとして利用するためには追加のランダム化比較試験が必要としていますが、選択に悩んだ際は参考になるのではないでしょうか。

採卵周期ではある程度の数の卵胞が取れることが妊娠への近道になります。刺激してもなかなか増えない、卵巣が刺激に敏感で強い刺激ができないなど、西洋医学的にうまくいかない場合は、漢方・鍼灸・接骨施術など複合的なアプローチが有効な場合があります。タナココの豊富な選択肢の中からあなたに合った方法を提案いたします。ご相談ください。

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