こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
妊活中に気をつけてほしいことの一つに、食事があります。
トランス脂肪酸が妊活に与える影響
トランス脂肪酸は、脂肪酸(脂質の主成分)の一種で、油脂を精製したり、加工したりする際にできるものですが、トランス脂肪酸の摂取は、LDL(悪玉)コレステロールを増やし、HDL(善玉)コレステロールを減少させ、動脈硬化などによる心血管疾患、特に冠動脈性疾患のリスクを高めると言われています。
また、がんや糖尿病などとのも関連が疑われています。
このトランス脂肪酸は上記の疾患以外に、妊活にも影響を与え特に排卵障害のリスクになるとの報告があります。
18,555名の方の食事と排卵障害による不妊症との関係を調べたところ、総脂肪、コレステロール、およびほとんどの種類の脂肪酸の摂取量は排卵不妊とは関係がありませんでしたが、トランス脂肪酸からのエネルギー摂取量が増加すると排卵不妊のリスクが増加することがわかりました。
食事が体を作ります。漢方での妊活していても、食生活が乱れていてはその効果は低下してしまいますので、特にファストフードを好んで食べている方は食生活を見直してみましょう。
また、トランス脂肪酸摂取は子宮筋腫のリスクを高めることも報告されています。
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