妊活でのタイミングの取り方とストレスの関係について

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

妊活では、妊娠するために適切な時期にタイミングを取ることが必要です。

 

生殖医療ガイドラインの中には、夫婦のストレスが少ないという理由で、卵胞をチェックしてタイミングの時期について指示をうける代わりに1日おきにタイミングを取ることを推奨するものもありますが、できるだけストレスを減らして妊活を続けながら、妊娠の可能性を高めるためのエビデンスは不足しています。


今回ご紹介する研究は、1日おきにタイミングを取る方法と、病院でチェックし排卵のタイミングを予測し指示に従ってタイミングを取るのとでは、どちらが良いか調べた研究です。

 

2016年7月〜2019年11月の間、450名について、何も指示や指導を行わない(医学的介入をしない)グループ、1日おきにタイミングをとることで妊娠の可能性を高める方法を説明する短い動画をみるグループ、排卵のタイミングに合わせてタイミングを取るように指示を受けたクループに振り分け比較しました。

評価は介入前、6週間後、6ヶ月後、12ヶ月後に行い、妊娠した場合はフォローアップを中止しました。

 

その結果、3つのグループ間でストレス、抑うつ、性機能の時間経過の影響に有意差はなく、さらに妊娠率にも差がありませんでした。


医学的介入の有無にかかわらず妊娠率に差がなかったことに驚きましたが、それ以外にも1日おきにタイミングをとることと卵胞をチェックしてタイミングを取るように指示をうけてタイミングを取ることと医学的介入なしとのの間のストレスに差がないことにも驚きました。

 

このほか注目すべき点として、どの方法でも時間の経過によりストレスや抑うつが増加していたことがあげられます。

 

今回の研究は、どの方法がストレスが少ないかどうかは一人ひとりに合わせた方法を考える必要があり、さらには妊活で時間の経過とともにストレスや抑うつが増加するためカウンセリングなどの心理的なケアが重要な役割を果たすことが重要ということを示しています。

 

漢方薬局・鍼灸接骨院 & よもぎ蒸し・吸い玉・リフレクソロジーサロン

タナココ

 

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