妊娠率向上のために〜葉酸摂取のすすめ

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

妊活では、漢方の併用のほか、葉酸摂取がおすすめです。

どちらも強くお勧めしたいものです。

 

葉酸摂取については葉酸を利用しにくい体質の方が多い日本人女性は、よりしっかり葉酸を摂取することがすすめられます。

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「https://www.elevit.jp/aboutelevit/folic-acid800/」より引用

 

妊活の漢方相談で、葉酸の摂取の有無をお聞きすると、摂っていないケースに遭遇することも多いため、葉酸サプリの積極的な摂取をおすすめしています。

葉酸のサプリは、例えばエレビットの様な葉酸がしっかりと含有されているようなサプリがおすすめです。

 

また、葉酸の妊活で推奨される根拠となる報告も増えています。

今回の報告は葉酸の摂取により、妊娠率が増加する可能性を示す内容となっています。

 

葉酸強化が行われていないデンマーク(SFスタディ:n=3755)と、食品に葉酸が強化されている北米(PRESTOスタディ:n=5804)の妊娠を計画している方9,559名によるインターネットベースの前向きコホート研究2件のデータを使用したものです。

その結果は…

食事性葉酸摂取量  SFスタディ  PRESTOスタディ
250μg/日未満    0.80倍     0.81倍
250〜399μg/日    0.92倍     0.95倍
400μg/日以上    1.00倍      1.00(基準)

となり、葉酸摂取量が少ないと妊娠率は低下する傾向にありました。

さらには250μg/日未満+サプリメントなしの場合は、それぞれ0.76倍、0.49倍と、かなり深刻な数値が報告されています。

 

安いからその辺の葉酸サプリで…という取り入れ方ではなく、しっかりとした量の葉酸を摂取することが必要です。

 

葉酸は以前より、神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果が知られています。

「妊娠初期は胎児の細胞増殖が盛んであり、神経管の形成期であるため、この時期に葉酸摂取が不足すると胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることがわかってきました。神経管閉鎖障害とは神経管の癒合不全による先天異常であり、日本では神経管閉鎖障害のうち脊椎に癒合不全が生じる二分脊椎が大部分を占めます。」

さらに、近年では、上記以外にも妊娠までの期間の改善効果、卵巣機能改善効果などについても方報告も増え、妊活には必須の栄養素となっています。

葉酸も漢方も続けて服用することで、妊娠率を高め、妊娠までの時間を短縮に役立てることができます。

葉酸をとっていない方、漢方をまだ試していない方は、併用して妊活を進めていきましょう。

 

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