妊娠中のEPA/DHA摂取量と赤ちゃんの体重

タナココ

食事やサプリメントからの摂取量に基づく分析です

妊娠中の食事やサプリメントなどからEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)の摂取量が少ないと、低出生体重児の割合が高いという報告があります

妊娠中の母親の栄養不足は低出生体重児の危険因子とする報告がされています

今回の研究では妊娠中期(妊娠14~27週)と分娩時のデータを用いて、食事だけでなく、サプリメントとしてのEPA/DHAも合わせて分析を行いました

食事とサプリメントからのEPA/DHA総摂取量に基づき

低摂取グループ(172.3mg未満)
中摂取グループ(172.3mg以上374.9mg未満)
高摂取グループ(374.9mg以上)

の3つに分け、EPA/DHA摂取量と低出生体重児との関連を調べました

解析の結果、妊娠中期のEPA/DAH総摂取量が低いグループでは低出生体重児の割合が高いことが報告されました

研究グループによれば、妊娠中期にEPA/DAHが不足しないことが重要で、間に食習慣を改善し、必要な栄養素を自ら摂取できるようにするため、妊婦一人ひとりの生活習慣や考え方に合わせた栄養指導を行うことが必要としています

EPA/DAHは「n-3系脂肪酸」と呼ばれ、青魚の脂肪分に多く含まれる栄養素で、血液をサラサラにする成分として知られています

またこれらの「n-3系多価不飽和脂肪酸」は、脳や神経にとって大事なものであり、子どもの発育に必要といわれています

妊娠中に「魚」というと「水銀」の心配をされる方もいると思います

一般的に大きな魚は小さな魚よりも、食物連鎖により「水銀」が濃縮されるので、妊娠中は大きい魚を控えた方が良いと言われていますが、注意が必要でない魚もあります

キハダ、サケ、イワシ、ブリ、ビンナガ、アジ、サンマ、カツオ、メジマグロ、サバ、タイ、ツナ缶などは大丈夫

どのくらいの摂取が良いかの目安についての詳細は「魚介類に含まれる水銀について(厚生労働省)」に詳しく記載があります

魚は、n-3系多価不飽和脂肪酸以外にも、良質なタンパク質やミネラルなどを含み、これからお母さんになる妊婦さんにとっては栄養バランスの良く積極的に摂りたい食材です

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