他人の評価が気になってしまう、他人と比較してしまう、そんな自分が嫌になる

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

よくないとは思いつつ、他人の評価が気になったり、他人の評価が気になって、誰かの評価のために何かをしたり、やりたことができなかったり、そのせいで落ち込んだり不安になったり、生きにくさを感じてしまう・・・そして、体調不良にもなったりで、心も体もつらいのでなんとかしたい・・・そんなご相談をいただくことがあります。

 

そもそもの原因としては、自分自身の「満足のさせ方」の中心が「他人の評価」になっているということが考えられます。

これは、小さい頃からの生き方の「クセ」のようなもので、自分自身で満足させるという経験なかったり、満足のさせ方がわからず「自信がもてない」状態となって、その自身のなさを「他人の評価」で解消しようとし続けて来た結果です。

 

このような生き方の「クセ」は長年習慣になっていますので、なかなか変えることが難しいです。

 

年齢を重ねると「諦め」が多少出てくるので、他人の評価が気にならなくなってきたり、他人と比較したりすることが少なくなったりして、その分「自分自身」に意識が向いて、自分の良さにも目が向くようにもなり、自分で自分を満足させるための行動ができるようになることもありますが、多くの人は生き方のクセを変えることができずに、常に苦しい状態が続きます。

 

評価されれば他人の評価や他人と比較してしまう苦しさやつらさは「一瞬」和らぎます。

 

でも、他人の評価は「一瞬」です。

 

その「一瞬」が過ぎるとまた他人の評価が気になったり、他人と比較し始めて、また苦しさやつらさが再び襲って来ます。そうするとそれを解消しようとして、さらに他人に評価されるための行動を開始します。

このような行動を繰り返すことで、なんとか心の安定を保とうとしますが、これには終わりはないのでいずれ破綻します。

 

このやり方で自分自身が満足することは決してありません。

 

また、他人との比較にしても無意識に「上方比較」をしてしまうので、自分が満足することはありませんし、どんなに頑張っても上には上がいますので、他人と比較して満足することは永遠にできません。

他人を基準にした「他人軸」では、自分自身を満足させることができないことがすでに「確定」しています。


では、どうしたら良いのでしょうか。


それは、自分の評価を「他人」に委ねる「他人軸」での生き方を変えていくよりほかはありません。

「他人」に自分を委ねるのではなく、「自分」を基準に考える「自分軸」の生き方にしていく必要があります。


人はいきなり大きくは変えられませんが、少しずつ、小さくでしたら変えていくことができます。

 

他人が追いかけているものを追いかけるのではなく、自分が追いかけたいものを追いかける、なければ「探す」、「育てる」ことを少しずつやってみることが大切です。

人から評価されなくても、人と比較して敵わないものだとしても、好きだからやろうと思えるもの、敵わなくて悔しいかもしれないけど楽しめるものを探してみてください。少しでも可能性のありそうなことを育ててみてください。

 

好きなこと、楽しいと思えるものって「私にはない」と思うかもしれしません。

しかし、よくよく自分の中をのぞいてみると、小さくても「自分軸」の部分もあるはずです。好きなことや楽しいと思えるものは、気づいていないだけかもしれません。まだ育っていないだけかもしれません。

必ずあるはずです。

そして見つけたら続けてみてください。育てていってみてください。

 

そして、誰かに評価されるためにしていた「他人軸」の行動を1つずつやめていってください。

もしかしたら、やることがなくなるかもしれません。やることがなくなっても「他人軸」の行動を取らないようにしてください。そしてこの人がいるとどうしても「他人軸」な行動を取ってしまうという人からは少しずつ距離を取ってください。

またこの人とといると「自分軸」の行動が取りやすいという人とのつながりを大切にして下さい。

そうすることで「自分軸」のものを増やしていけるようになります。

 

人は大きくは変わりませんが、少しずつなら変わっていけます。これまでの生き方を変えていくのですから、時間もかかりますので、焦らずに続けてください。

そしてそれを積み上げていってください。

きっと今よりはちょっと生きやすくなると思います。

 

漢方薬局・鍼灸接骨院 & よもぎ蒸し・吸い玉・リフレクソロジーサロン

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