こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
肩に痛みがあるととても不便です。ある程度の年齢に達すると、問題になるのが肩の痛み。
これらの肩の痛みは、通称、四十肩・五十肩と呼んでいますが、実はこの呼び方は病名ではなく肩の関節の周囲に起こる原因がはっきりしない疾患をひっくるめてそう呼んでいます。病名としては、「肩関節周囲炎」と言い、肩の膝間である「腱板損傷」や「石灰性腱炎」などとは異なります。
最近では肩の痛みを訴える世代が30代まで下がってきて、三十肩などという言葉も生まれてきています。
この肩の痛みは、一般的には40代以後によく見られるようになり、加齢や過労による肩関節の周囲の加齢による変化とは言われていますが、肩の関節を90度以上に挙げないなど、いわゆる運動不足の下地があり、無理したことで炎症が起こることもあります。
また、肩の動きは股関節とも密接な関係があるため、痛めている肩の逆側の股関節に問題があったり、体の歪が肩の痛みや動きづらさとして現れることもあります。
症状や病気の時期にもよりますが、腕立て伏せ(膝をついて、軽い負荷で良い)やウォーキングなどでも改善していきます。正しい腕立て伏せのフォームや、歩き方というのはありますので自己流で運動するよりも接骨院で指導を受けながら行いましょう。
痛みが強いときは無理をしないで安静にしてください。肩関節周囲炎と言うように、炎症が起きているのでアイシングまたは消炎鎮痛剤を服用するなど、炎症をしっかり抑えることが重要です。
ただし急性期を過ぎても動かさないでいると肩が動く範囲が狭くなりますので、痛みが落ち着いてきたら少しずつ無理のない範囲で動かしていき、回復期には積極的に肩を動かして関節の動きが十分にできるようにケアをしていくことが重要です。
四十肩・五十肩は自然に治るともいわれますが、油断すると逆側の肩にも症状が出たり、痛みを繰り返したり、治りが悪かったりしますのでしっかりケアすることが大切です。
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