こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
妊娠後期や授乳期の食生活が子どもの免疫機能に与える影響について調べた報告があります。
この報告によると乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスを摂取すると出生児の湿疹のリスクを低下させる可能性が示されています。
19件の介入試験で、妊娠後期および授乳中に乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスを摂取すると、出生児の湿疹の発症リスクが22%低下する可能性を示されました。
このほか6件の試験では、妊娠中および授乳中に魚油(DHAやEPA)などの摂取でアレルギーの発症リスクが31%低下可能性を示されました。
母親の乳酸菌などのプロバイオティクスのやDHAやEPAの摂取は子どもの免疫の働きによい影響を与える可能性があります。
お母さんのお腹の中にいる胎児の腸内は、ほぼ無菌状態です。それが出産の時、母親の細菌に晒されることで、自分自身の細菌叢をつくるもとを受け取りながら生まれてきます。
子どものアレルギー発症のメカニズムは、わからないことが多いのですが、母親の食事との関連も上記の報告の様に増えてきています。
子どものアレルギーが増えてきていると言われていますが、現在、子どものアレルギー性疾患と腸内フローラとの関係について研究が進められています。
妊娠中だけでなく、妊活している方は妊娠前から腸内環境を整えるような食生活や生活習慣を心がけること、そして、さまざまな食材を偏りなく、食べることの大切さについて考える必要があります。
悩ましい子どものアレルギーを減らすためにできることを少しずつ行っていきたいですね。
タナココでは妊活で重要と言われているラクトバチルスを含む乳酸菌製剤でのサポートも行っています。気になる方はご相談ください。
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