こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
漢方の活躍の場が増えています。
2009年の新型インフルエンザ流行時には、麻黄湯や銀翹散などに抗ウイルス作用が確認され一定の効果があったとされ漢方薬の効果が話題にもなり、今回のコロナ禍においては新型コロナや後遺症の治療、感染予防、軽傷者の重症化予防に使用されて効果を上げています。
「三薬三方(三つの処方と薬)」である清肺排毒湯、化湿敗毒方、宣肺敗毒方は顕著な治療効果が見られたとして有名になりました。
予防には免疫機能を安定させる効果が報告されている補中益気湯や十全大補湯などががありますが、このほか、メンタルヘルスに対する漢方薬の活用も注目されています。
長期にわたるこの社会の大きな変化によるストレス、自粛生活、高齢者を中心とした運動不足による持病悪化、経済的不安などによる抑うつを訴える人が増え、どの程度関連があるのかわかってはいませんが、自殺者の数も増えています。感染拡大により経済面や家庭での悩みが影響している可能性があります。
コロナ禍にあって体調不良があっても受診をためらう方も少なからずいますが、体調不良がある場合はやはりきちんと対応するべきで、特にメンタルヘルスに関しては、変化は目に見えないため、悪化しても気づきにくく、対応が遅れることもしばしばです。
ストレス緩和は漢方の得意分野でもあります。
まだまだ出口が見えない今回の感染症は、うつされない、うつさない対策とともに、いかに精神状態を安定化させておくかも重要です。
新型コロナに打ち勝つためにも漢方を上手に利用して心の健康を保ちましょう。
相模原 タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院
タナココ