こんにちは。相模原 タナココ 接骨院です。
「サルコペニア」とは筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下している状態のことをいいます。
「サルコペニア」は造語ですが、ギリシャ語で筋肉を表す「サルコ」と喪失を表す「ペニア」を組み合わせて作られました
筋肉が衰えると、栄養不足、転倒・骨折、認知症になるリスクが高くなり、その結果、要介護状態になりやすくなります。
しかし「サルコペニア」かもしれないと思ってもどうやって確認したら良いかわからないと思います。「サルコペニア」の状態にあるかどうかを簡単に調べる方法があります。
サルコペニアのセルフチェックに「指輪っかテスト」というのがあります。
やってみましょう。
両手の親指と人さし指で輪をつくり、ふくらはぎの一番太い部分を掴みます。これは筋肉量の簡単な指標になるテストです。
椅子に座って前かがみになり、ちょうどひざが90度になるくらいの高さの椅子に座り、ふくらはぎの一番太いところを、力を入れずに掴みます。
「ひざの角度が90度」がポイントです。できれば利き足ではないほう(分からなければどちらでもけっこうです。)を素肌の上から掴みます。
東京大学高齢社会総合研究機構・飯島研究室のサイト「フレイルを知ろう」より引用
いかがですか?
隙間ができる方は要注意です。
この度、鹿児島大の報告で運動のサルコペニアに与える影響についての報告がありました。
今回の研究によると、運動はゴムバンドによる筋力トレーニングを中心に行い、このほか、柔軟運動(ストレッチ)、バランストレーニング、有酸素運動を含む多面的運動を、週1回(60分)、合計12回実施しました。
その結果、3か月後には、運動をしたグループで身体機能(椅子からの立ち上がりや歩行など)の改善がみられました。筋肉量は増えませんでしたが減少を抑制する傾向が見られたとのことです。
セルフチェックでサルコペニアの疑いがあり、運動療法をしようと思っているけど、一人で60分も運動なんてできない・・・、という方はタナココ接骨院にご相談ください。ご自宅での運動の仕方のチェック、ご来院時にはトレーニングの方法のチェックなども行なっています。
一人で何かをするって難しいですよね。運動療法のお手伝いをしますのでご相談ください。
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