タナココ
コロナの感染がなかなか減りません
不妊治療中のコロナ感染が及ぼす胚移植への影響を調べた報告があります。
2022年12月、1330名(687人がコロナ感染グループ、219人が感染疑いグループ、424人が非感染グループ)を調査したところ、胚移植からコロナ感染までの期間が22日以内の場合や発熱、めまい、頭痛の症状がある場合は、臨床妊娠率を低下させることが示されました。
一方2~3回のワクチン接種は臨床妊娠率の改善と関連していました。
現在の変異株「KP.3」は、感染力自体は強くないのですが、夏場は冷房を効かせるために換気が行われにくく、マスクを外す人も増えることから感染が広がりやすいので注意です。
主な症状はのどの痛みと発熱で、抗体が働きにくく、風邪なのか熱中症なのか判断できないのが特徴といわれています。
必要十分な感染対策を続けていきましょう。
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