健康ブームが続き、ウォーキングやランニング、グランドゴルフなど、様々方法で身体を動かされている方が増えています。
しかしながら、「本格的にやってないし、今日は軽くだから・・・」と運動前後に身体をケアされてない方も多くみられます。
身体は、生活しているだけで結構疲労しています。
運動前後に身体しっかりケアしてあげることで、ケガの予防、パフォーマンスの向上、疲労の回復などにつながります。
これからの大掃除するときも、お掃除前に準備運動、終わったあとのケアも忘れずに。疲労まで年越ししないようにしましょう。
ケアにはストレッチがおすすめです。
ストレッチには「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」があり、これらのストレッチを使い分けことが大切です。
動的ストレッチは身体を動かし(反動をつけて)ながら、関節・筋・腱に動作を与えるストレッチです。
静的ストレッチは一般的にイメージするストレッチで、反動をつけずに特定の筋肉を一方向にゆっくり伸ばし、一定の時間姿勢を保つようにするストレッチです。
動く前には動的ストレッチがおすすめです。いろいろな動的ストレッチがありますが、まずは簡単にできるラジオ体操のような運動からで良いでしょう。
この時、息は止めず、息を吐きながら。
ゆっくり、無理せず、気持ちいい感じの範囲で行いましょう。
運動後は静的ストレッチがおすすめです。
運動で使って緊張した筋肉を伸ばし柔らかくして、疲労を回復しやすい状態にします。このときやみくもに引っ張るのは×。身体は牽引力(引っ張る力)に弱いのでグイグイ伸ばすのはよくありません。息を吐きながら、気持ちいいところで留めましょう。
例えば肩回りなどの静的ストレッチでは、壁などに手をつき軽く体重を乗せた状態で伸ばしたい筋肉を意識しながらゆっくりと伸ばしていくと良いでしょう。
また、ストレッチではありませんが入浴もケアの方法としてはおすすめです。ゆっくり湯船につかり心と身体を癒しましょう。
さらに疲労を取るのに温冷交代浴も効果的です。お湯と水に交互に入るというものですが、自宅では難しいですのでシャワーを利用します。
ゆっくり温まったら水(といってもぬるま湯程度)のシャワー浴びます。寒い時期はふくらはぎなど、足だけでも効果があります。
特に立ちっぱなしのお仕事で足がむくみやすい方などにおすすめです。
温水による「血管の拡張作用」と、冷水による「血管の収縮作用」を繰り返すことで血流を改善し疲労物質を取り除きます。この方法はリラクゼーション効果もあるとされ、自律神経のバランスを整える働きが期待できます。
大丈夫そうであれば3セット程度行うと効果的ですが、はじめはできる範囲で構いません。1回でも効果は感じられると思うので試してみてください。
なにはともあれ、疲労を次の日に残さないようにするというのが大事になります。
日々のケアを軽く考えず、しっかり行って身体をいたわりましょう。
ご自身で行うのがちょっと難しいと感じる方は、ケアの方法を直接お伝えいたします。相模原 タナココ接骨院までお問い合わせください。
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※温冷交代浴は、健康な方向けの入浴法です。高齢者、狭心症や心筋梗塞、不整脈などの心疾患のある方、高血圧の方、脳卒中になったことのある方などには向きません。治療中の疾患がある方は主治医に相談してください。
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