「ギャンブル依存症」へのサポートは、専門家ではなくてもできることがあります
依存症とは
ほしくてたまらなくなる「精神依存」
やめると離脱症状と呼ばれる身体の症状が起こる「身体依存」
次第に増長する「耐性」
状態です
この状態を「ギャンブル依存症」で例えると
ギャンブルのことばかり考えて、(精神依存)
ギャンブルをしないと落ち着かなくなり、(身体依存)
掛け金を増やしていく(耐性)
というような状態になります
ギャンブル依存症の簡易チェックツールに「LOST」というのがあります
2つ以上あてはまったら、ギャンブル依存症の可能性ありです
・ギャンブルをするときには予算や時間の制限を決めない、決めても守れない
(Limitless)
・ギャンブルに勝ったときに『次のギャンブルに使おう』と考える
(Once again)
・ギャンブルをしたことを誰かに隠す
(Secret)
・ギャンブルに負けたときにすぐに取り返したいと思う
(Take money back)
ギャンブル依存は、しないと約束させても、しちゃダメだと叱っても、もちろん薬を飲んでも治りません
治療しようと思ってもそもそも「専門家」が極端に少ないという問題もあります
だからといってできることがないわけではありません
「ギャンブル依存症」の人は「ギャンブル」以外で楽しみを感じられない「脳」になっています
だからこそ、地道に、「ギャンブル」以外のさまざまな「活動」に触れて、いろいろなことで喜んだり、楽しんだりできる「脳」を取り戻すことができる環境を作っていくことが重要です
責めたり、叱ったりしてもうまくいきません
やっていくこととしては
・乗り越えられる小さな課題を自分自身で考えて設定し、乗り越えたら「褒める」
・いきなり止めるのではなく、金額、回数、時間などを決めて少しずつ減らしていく
・1日の行動を記録して自分の行動を客観的に見つめられるようにする
・自助グループがあれば参加する
などを、その人に合ったやり方で地道に続けていくことが大切です
何もしなければ「ギャンブル依存症」は悪化する一方です
また、ギャンブル依存に類似したものに「ガチャ」「ソシャゲ」への「課金依存」があります
これまで依存症と言えば「ギャンブル」「アルコール」「買い物」などが一般的でしたが、近年は「課金依存症」に陥る人が増えています
「『課金』がやめられない…どうしたらいいのかわからない…」という相談も実際あります
「課金」では「高額課金」が時々問題になることがあります
そして、「ハマる」仕組みづくりも巧みになっています
その1つに、確率の勘違いもあります
例えば「出現率1%」のガチャ
「出現確率1%なら,100回引けばほぼ確実に出るだろう」…と思ってしまいますが、例えば現実の「ガチャ」であれば、ほしい賞品が100個中1個入っているとすると、100回引けば「必ず」手に入れることができます
しかし「ガチャ」の場合は、出現確率1%のものを100回引いても、当たる確率は約63%
別の言い方をすると100人が「ガチャ」を100回引いたら、37人は100回とも当たらないということです
「こんなに回したのだからそろそろ当たるはず! 今やめてしまったらこれまで回したのが無駄になってしまう…」と思ったりするとやめられなくなってしまいます
ゲームがやめられない、課金が止まらない…
家族や友人知人、恋人との関係が悪化してしまった…
専門家が見つからないから何もできない…ことはありません
今からでも、できることはたくさんあります
お手伝いします
支えていきましょう
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漢方薬局・鍼灸接骨院
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