どうする、葉酸？

タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院⠀

赤ちゃんの先天異常のリスクを減らすためには「妊活中からの葉酸摂取」が重要です。

厚労省は、⾷事での摂取に加えて、妊娠の１か⽉以上前〜妊娠３か⽉まで、サプリメントで400㎍/日摂取することを推奨しています。

注意したいのは、日本人女性の約7割近くが遺伝的に葉酸を利用しにくい体質だということ。
このことを念頭に置いて摂取量を考えることが大切です。

また、葉酸摂取により排卵改善、卵巣機能改善、妊娠率増加、妊娠までの期間の短縮などの効果も報告されています。

サプリでの葉酸の摂取量は800μg/日まで用量依存性に増加するため、葉酸を妊活で使う場合は、800μg/日を目安に摂取するのが良さそうです。
（doi: 10.1016/j.fertnstert.2021.09.037）

また葉酸の吸収と代謝には亜鉛やビタミンB6,B2,B12,Cなどの栄養素が必要となるため、バランスの良い食事も重要です。

また、体づくりには「漢方・鍼灸」も役立ちます。中医学ではからだ全体のバランスを整えて妊娠しやすい環境づくりをします。

妊活・不妊治療を始める時は、漢方・鍼灸も合わせて行い、心も体もまるごと整えて妊娠しやすい体作りを行いましょう。

「妊活・不妊治療」で、不妊カウンセリング、漢方・鍼灸を取り入れたい方は、お気軽にお問い合わせください。