こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
気づけばもう3月。
暖かい日も増えてきました。
でもまだまだ朝晩はちょっと冷えますね。まだ「こたつ」が活躍中というかたも多いと思います。
こたつでぬくぬく・・・には抗いがたく、一度入り込むとなかなか抜け出れなくなります。
しかし、腰痛がある方はこたつの甘い誘惑に気を付けてください。
長時間こたつに入りっぱなしでくつろぐ姿勢はほとんどが悪い姿勢です。
こたつでの姿勢は長座、あぐら、横座り、体育座りなど、腰が丸くなる姿勢を取りやすく、腰に負担をかける姿勢になります。
「ねこ」が丸くなるのとは負担のかかり方が違います。
掘りごたつや、ダイニングテーブルのように椅子に座るこたつもあるようですが、このように椅子に座る姿勢がとれるのであれば問題はあまりありません。
床に座る際は、膝に痛みがなければ、正座が腰に負担のかかりにくい姿勢です。
正座は骨盤がふくらはぎの上に乗り、背骨を自然な彎曲とともに安定させやすく、腰へのダメージを軽減できる座り方です。
正しい座りと書いて正座ですから、先人はよく考えたものです。
今腰が痛い方、また今は痛くなくても過去に痛めたことがある方、慢性的な腰痛に悩まされている方は、こたつでも正座か、リクライニングできる座椅子で寄りかかりながら休む(背中が背もたれに接触している分腰へのダメージを軽減できる)ようにしましょう。
中途半端な姿勢を取るよりはいっそのこと寝てしまったほうが負担は減ります。
ただし、横になって肘枕しながらテレビを見たりするのは背骨にねじれのダメージを与えてしまいます。首へもダメージも相当ありますので寝違えや頭痛の原因になることもあります。
もうしばらく、こたつ生活が続く方もいるかもしれませんが、気を付けてこたつ生活を送ってください。
相模原 タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院
タナココ