肥満と精液所見

肥満と精液所見<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

日常生活を改善することで精液所見が改善することがありますが、具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか。

 

精液所見を悪化させる要因はいくつかありますが、その1つに肥満があります。

肥満と精液初見との関係を調べた研究があります。18~65 歳、BMI が32~43kg/m2の肥満であること以外は健康な男性で調査が行われました。

8週間の食事療法による減量プログラムを行い、減量プログラム前、後、および52週間後に精液所見をチェックしました。

減量プログラムでは平均16.5 kg体重が減少し、

・精子濃度→1.49倍

・総精子数→1.41倍

に増加しました。この結果は体重を維持した52週後も維持されましたが、リバウンドした場合は悪化しました。

なお精液量、精子運動率には変化はありませんでした。

 

今回の研究で体重維持に運動療法やリラグルチドでリバウンドを予防できた場合では精液所見の改善は維持されています。

リラグルチド:2型糖尿病の治療薬で、インクレチンと呼ばれるホルモンと同じように膵臓に働いてインスリンの分泌を促すことにより血糖を下げます。食事をすることで消化管から分泌されインスリン分泌を促進する消化管ホルモンを総称してインクレチンと呼び、主なインクレチンにはグルカゴン様ペプチド(glucagon-like peptide-1:GLP-1)と消化管抑制ペプチド(gastric inhibitory polypeptide:GIP)の2つがあります。リラグルチドはインクレチンであるヒトGLP-1のアナログ製剤(アナログ製剤:遺伝子組み換え技術などにより、生体内で分泌されるホルモンと同じ作用をもちながら、薬物動態を改良した薬剤)です。膵臓にはGLP-1が作用するGLP-1受容体があり、この受容体がリラグルチドによって活性化することでインスリン分泌が促され血糖値が下がります。


肥満であっても減量することで精液所見が改善し、減量を維持することでその後の状態も維持でき、また、減量を維持するための方法は運動でも薬物でも有効のようです。一方、リバウンドした場合は効果はなくなるので維持する必要があります。

 

もし肥満を指摘されていて、精液所見がよくない場合は積極的に減量に取り組みましょう。

 

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