ブルーライトカットと目の疲れと漢方

眼精疲労<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。


日本眼科学会からこんなメッセージが出されています。

1 デジタル端末の液晶画面から発せられるブルーライトは、曇天や窓越しの自然光よりも 少なく網膜に障害を生じることはないレベルであり、いたずらにブルーライトを恐れる必要はないと報告されています。

2 小児にとって太陽光は、心身の発育に好影響を与えるものです。なかでも十分な太陽光を浴びない場合、小児の近視進行のリスクが高まります。ブルーライトカット眼鏡の装用は、ブルーライトの曝露自体よりも有害である可能性が否定できません。

3 最新の米国一流科学誌に掲載されたランダム化比較試験では、ブルーライトカット眼鏡には眼精疲労を軽減する効果が全くないと報告されています。

4 体内時計を考慮した場合、就寝前ならともかく、日中にブルーライトカット眼鏡をあえて装用する有用性は根拠に欠けます。産業衛生分野では、日中の仕事は窓ぎわの明るい環境下で行うことが奨められています。


コロナ禍の「テレワーク需要」の1つとして度なしブルーライトカットレンズのメガネの販売数が伸びているようです。お子さまにもブルーライトカット眼鏡をかけることをすすめる動きが一部にありますが、上記のメッセージをみる注意が必要のようです。

 

コロナ禍で大きく生活環境が変わる中、「目」の酷使が増えています。

 

中医学では「肝は目に開竅(かいきょう)する」と言われ、目と肝は密接に関係すると考えます。

 

肝の働きにはいろいろありますが、自律神経の調節作用のような「疏泄(そせつ)をつかさどる」働き、筋肉の収縮・弛緩に関係する「筋をつかさどる」働きのほか、「血を蔵す」働きがあり、体内の血液の貯蔵と血液量の調節を行う働きもあります。

 

肝の状態は目に反映されやすく、目を酷使すると肝に影響を与えることもあります。

 

よく見えるようにするためには、神経と筋の強調作用をコントロールする必要がありますし、そのためには十分な血流量が必要です。

そのため、中医学では、目が疲れた時には、肝の機能を回復させるような処方を用います。

 

原因別にいくつかありますが、まずは、肝の「血」が不足した「肝血虚(かんけっきょ)」による目の疲れです。

症状としては、目の乾きやまぶたの痙攣を伴うことが多いです。

主に血を補う処方を用いて治療します。

 

このほか、肝の「気」が滞った「肝気うっ滞」による目の疲れもあります。

主にストレスが原因となり、肝の疏泄の機能が低下し、それに伴い、血の流れや心経の調整がうまくいかずに目の疲れとなって症状があらわれます。肩こり、頭痛を伴うことが多いです。

主に気の流れを調整する処方を用いて治療します。

 

もう一つ、「肝腎陰虚(かんじんいんきょ)」による目の疲れもあります。

主に、過労や加齢などが原因となり、症状としては、視力低下、ドライアイ、目の充血などを伴うことが多いです。

腎は生命エネルギーや精をためておく場所で、精は変換して血となることから、腎の機能が加齢により低下すると、血の不足が生じやすくなります。加えて、ストレスなどで肝の機能の低下が加わるとより症状は強くなります。

主に、肝と腎を補う処方を用いて治療します。

 

このほか、他の臓の機能低下が影響を与えることもありますので、必要に応じてその他の調整も行います。

 

中医学的にみると目の疲れは臓腑や気血に影響を及ぼすことがあります。

「目が疲れたなぁ」と感じた時は、「目薬でもさそうかな」のような簡単なケアではなく、しっかりと対策をとることで目の疲れの解消とそれに続く体調不良を事前に予防することができます。目の疲れにはブルーライトカット眼鏡ではなく、漢方での対策・ケアがおすすめです。

目の疲れにはブルーライトカット眼鏡ではなく、漢方での対策・ケアがおすすめです。

 

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