特発性過眠症

特発性過眠症、漢方<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

特発性過眠症とは

十分に睡眠を取っているはずなのに、日中の強い眠気と居眠りが特徴の睡眠障害です。

特発性過眠症は青年期に発症することが多いと言われていますが、発症時期の特定は難しく、症状が長期間続くことがありますが、一部寛解する例もあります。

原因は明らかになっておらず、そのため「特発性」と呼ばれますが、睡眠・覚醒に関わる何らかの遺伝的な影響が背景となり、中枢神経系の機能の異常がみられることが原因と考えられています。

特発性過眠症では、日中の過度の眠気のために学業、仕事、人間関係に悩むこともあります。

過眠症の1つに「ナルコレプシー」がありますが、ナルコレプシーでは、レム関連症状(情動性脱力発作、金縛り、入眠時幻覚)が見られますが、特発性過眠症ではこれらの症状はあまり見られず、レム睡眠の異常も少ないのが特徴です。

有病率はナルコレプシーよりやや少ないと推測されていますが、ナルコレプシーとは眠気の質が異なるため、背景にある病態が全く違う可能性も考えられています。

 

特発性過眠症の症状

特発性過眠症では、睡眠時間が11時間以上と長く、目覚める時に混乱することもあり、日中の居眠りは1時間以上と比較的長く、目覚めた時の「すっきり感」があまりありません。

眠気以外に自律神経症状(頭痛、めまい、立ちくらみ、手足の冷え)や抑うつ症状が見られることがあります。

 

特発性過眠症の診断

診断は、症状の経過を見たり、他の眠気の原因となる病気の除外や、検査として睡眠ポリグラフ検査(PSG)や反復睡眠潜時検査(MSLT)が使われます。

診断基準には
・日中の過剰な眠気が3ヶ月以上続く
・10時間以上の睡眠時間や起床困難
・平均入眠時間8分未満、入眠時レム睡眠の出現が2回未満などがあります。

 

特発性過眠症の治療

治療法は確立していませんので、ナルコレプシーと同様な対応がされることが多いです。日常生活での注意が中心ですが

・一定の睡眠時刻、睡眠時間になるようにする
・規則正しい食生活
・注意深く活動する必要があるときには薬の服用も考慮する
・眠気がある時には運転を避ける
・睡眠と眠気に影響のある薬の服用を控える
・アルコール、カフェイン、ニコチンを避ける

に気をつけるようにします。

 

また、昨年、特発性過眠症の発症に関与する遺伝子が発見されたことが報告されて、これまで原因が不明であった特発性過眠症の新たな治療につながることが期待されています。

特発性過眠症は、仕事でのミスをしたり、遅刻や欠席したり、事故の危険性もあり、また周囲の人に「やる気がない」と誤解されてしまうことあり、日常生活で問題が生じてしまうことがあります。診断を受けたり、必要に応じて薬を服用したり、日常生活を改善に努めたりするとともに、睡眠リズムを調整するために漢方を利用することも1つの方法です。

特発性過眠症だけでなく、睡眠トラブルに悩んでいる方は非常に多いです。日常生活の改善と合わせて睡眠トラブル解決のための漢方処方がその一助になればと思います。

ご相談ください。

 

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