月経周期と基礎体温

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

 

妊活中、月経周期や基礎体温を聞かれることがあると思います。

 

「長いですね」「短いですね」「低いですね」「高いですね」・・・

 

よく交わされる会話です。

 

では、この月経周期や基礎体温は何を基準にしているのでしょうか。

 

 

実は、今広く知られている月経周期や基礎体温についての知識は、1950年代のアメリカからの報告に基づいています。

 

1950年代、それも人種も異なるデータです。

 

70年前のライフスタイルと今ではだいぶ異なる部分も多いですし、人種が異なれば体質でも異なる部分も出てきます。

 

しかし、現代の日本人女性の月経周期や基礎体温について多く集められたデータというものは今までありませんでした。

 

そのため、「標準」と考えらていた今までの数字は、現代の日本人の女性の状況を把握するのに必ずしも正しいとは言えない可能性があります。

 

 

今月に入って、現代の日本人女性の月経周期や基礎体温についてビッグデータの解析結果の報告がありました。

 

2016~2017年の間にアプリに入力された31 万人の利用者から得られた 5,958,110 周期の解析です。

 

上記の解析結果によると

・月経周期の長さは15歳から20歳代前半にかけて増加し、平均月経周期は23歳で30.7日と最も長く、45歳で27.3日に減少しその後増加した。月経周期の長さの差は、20歳未満と45歳以上で比較的大きく、41歳で最も小さかった。

・基礎体温については、低温期の平均体温は年齢による有意な変化は見られず、10代で変動が最も大きかった。

・高温期の体温は20 代後半までは徐々に上昇し、29 歳で 36.71℃ でピークとなり、42 歳以降は次第に低下した。

・月経周期と季節の間には相関は見られなかったが、基礎体温には季節性がみられ、低温期と高温期の体温は夏季が高く、冬季が低かった。

・月経周期と高温期に体温には年齢が有意に影響し、低温期の体温と高温期の体温には季節性があることが示された。

・気候と月経周期にはほとんど関連性はなかったが、平均の外気温は基礎体温(低温期、高温期)、月経周期と弱い相関があり、日照時間は低温期体温、月経周期と弱い相関があり、基礎体温と降水量との間には有意な相関は見られなかった。

ということがわかりました。

 

ビッグデータってすごいですね。今まで、なんとなく「これが普通かな」と思っていたことがより具体的に見えてきました。

 

今回の月経周期や基礎体温についてでしたが、今後様々なビッグデータが妊活に有効活用されるようになるといいですね。

 

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