微熱と漢方

微熱と漢方<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

「微熱と漢方」

微熱がみられると、どうしたんだろうと心配になると思います。病院で検査をしても異常がないと言われることもしばしばです。

微熱については中医学には独自の捉え方があり、異常がないと言われた場合にもアプローチが可能です。

 

微熱は様々な疾患で生じます。

風邪などの感染症で発熱であればみなさんも経験があると思いますが、それ以外でも発熱は起こります。特に「微熱」が起こる原因としてはアレルギーや自己免疫性疾患、腫瘍でみられることがあります。また、風邪を引いた後に微熱が残りそれが続くこともあります。ストレスや自律神経失調症、月経の高温期でも微熱が見られます。

病気であったり、原因がわかればその原因に対して治療を行いますが、原因がわからない「微熱」も多く、そのような場合に漢方は効果的です。

 

中医学では熱を引き起こす原因に「熱邪」がありますが、この熱には2種類の熱があります。

1つは「実熱(じつねつ)」、もう一つは「虚熱(きょねつ)」と言います。

実熱は、感染症などでおこる比較的高くでる熱で、虚熱は体内にある熱を調整している「陰液(いんえき)」が不足し、正常な熱をコントロールできずに相対的に熱が強まっておこる熱です。あまり高くならずに「微熱」となります。

実熱の場合は熱を取ることで治療し、虚熱の場合は陰液を補うことで治療します。

 

中医学ではそれぞれで処方を使い分けていきます。

特に虚熱の場合はいろいろ原因があります。

微熱、のぼせ、手足のほてり、口や喉の渇きなどが共通の症状としてみられやすいですが、これらの症状に加えて・・・

乾いた咳、喉が乾燥、鼻づまりなどが見られれば「肺陰虚」が考えられます。「養陰潤肺」という方法で治療します。

動悸、不眠、不安・焦燥感、のぼせ、口内炎などが見られれば「心陰虚」が考えられます。「滋陰養心」という方法で治療します。

食欲不振、疲労倦怠、便秘、体重の減少などが見られれば「脾陰虚」が考えられます。「養陰和胃」という方法で治療します。

耳鳴り・めまい、ものを見る時ピントが合いにくい、情緒が不安定などが見られれば「肝陰虚」が考えられます。「滋養肝陰」という方法で治療します。

足腰の弱まり、頻尿、耳鳴り・聞こえにくい、筋肉が衰えてきたなどが見られれば「腎陰虚」が考えられます。「滋補腎陰」という方法で治療します。

 

西洋医学的に検査しても原因がよくわからない「微熱」があります。そのような場合、漢方薬は特に効果的です。微熱がなかなか取れない場合は漢方を試してみてください。

 

漢方相談・妊活相談・鍼灸接骨院 & よもぎ蒸し・カフェ

タナココ

 

問い合わせ 相模原 漢方薬局 鍼灸 接骨院

 

前の記事

線維筋痛症と漢方

次の記事

十棗湯《傷寒論》