強迫性障害

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

「強迫性障害」、または「強迫神経症」はWHOが「経済的損失、あるいはQOLに関わる10大疾病」として位置づけるほど、苦痛が大きく、生活にも支障をきたす状態です。

強迫性障害または、強迫神経症はきわめて強い不安感や強迫観念(不快なイメージ)にとらわれ、それを解消しようと、強迫行為(繰り返しの行動)がやめられず、日常生活や精神状態に影響を与えます。

強迫行為が不合理だという自覚があり、度が過ぎているとわかっていても、生活に支障をきたしても、その行動がやめられず、その結果心身ともに疲弊していきます。

また、家族などにも影響が及ぶこともしばしばあります。特に深刻なのは、「巻き込み症状」と言われる行為です。

例えば「手洗い」「戸締り」などがきちんとできたかどうかを何度も確認する「保証の要求」や、ある儀式的行為(寝る前の火元の確認、鍵の確認など)を家族に強要する「強迫行為の代行」、そして自らが作ったルール(手洗いなどの洗浄行為など)に従うように強要する「ルールの強要」などがあります。これらは経過とともに次第に拡大、厳密化していくためそのうちに家族は対応しきれなくなります。

 

症状が出始めの頃は「我慢」することができますし、自分自身が「おかしい」と思っている行動であるため、人に知られないように隠し、受診・相談のタイミングが遅れて治療を始めるまで何年もかかる場合があります。

「何かおかしい」と自覚があれば、できるだけ早く受診・相談することが重要です。

症状が長引けば、それだけけ「不安」を感じる対象が広がり、不安を緩和する行為も増えていきます。

そうするうちに不安を引き起こす対象を避けるようになり、さらに日常生活に支障を及ぼすようになり、疲弊の度合いも大きくなります。

 

 

強迫性障害、強迫神経症は、以前は治療が難しいとされていましたが、薬物治療の進歩により改善がみられるケースも増えています。一般的には、抗不安薬や抗うつ剤、行動療法などが試みられます。

しかし長い間治療せず放置されてきたケースや、複雑な経過をたどっているケースでは、西洋医学的治療だけでは対応困難なケースもあります。

このような場合、漢方を併用することで、西洋薬を減量することができたり、症状が安定してコントロールできるようになったりするケースも多いため、病院の治療と合わせて漢方をお出しすることがあります。

また、初期の段階であれば、漢方のみで症状が和らぐ場合もありますので、まずご相談ください。

 

 

代表的な強迫観念と強迫行為には以下のようなものがあります。

 

不潔・洗浄に関すること

「床に落ちたものを手で触れない」

「公衆トイレが使用できない」

「目に見えない菌や汚れが気になり、汚れていそうな場所を過度に避ける」

「トイレから出たのち汚れが取れてないと思い何回も手を洗う」

「帰宅後、外の菌で汚れていると不安になり何度も体を洗う」 など

 

加害に関すること

「包丁を持つと誤って人を刺してしまうのではないかと思ってしまい包丁が握れない」

「そうではないとはわかっているのに、誰かに危害を加えたかもしれないという不安になり、ニュースを確認したり、警察や周囲の人に確認したりする」 など


確認に関すること

「ドアに鍵をかけた、ガス栓を閉めたか、ヒーターのスイッチ切ったかなどを過剰に確認したり、確認したにもかかわらず、自分の行動が不完全に思えて、何度も繰り返したり、じっと見つめたり、手でさわって確認したりする」 など

 

順序に関すること

「服を着る時、仕事、家事など、自分の決めた手順でものごとを行なわないと、恐ろしいことが起きるという不安があり、順番を間違うとやり直しせずにはいられず、1つの行為に長時間費やしてしまう」

「敷居をまたぐ際など、決まった足から踏み出さなければならず、それができないと何度もやり直ししてしまい、自然に歩けなくなる」 など

 

数字に関すること

「特定の数字に対し、不吉な感じが拭えず、あらゆる行為でその数字を避けてしまう」 など

 

配置に関すること

「もの配置に一定のこだわりがあり、例えば五十音順になっていないと不安になる」

「左右対称など物の配置に強いこだわりがあり、配置が少しでもずれていると不安になる」 など

 

その他

「要らなくなったものでも、また使うかもしれないと考え、捨てられずに家の中が不要なもので溢れる」 など

 

 

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