子宮内フローラ(マイクロバイオーム)

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着床の仕組み

着床の仕組みは未だブラックボックスです。

一方で、少しずつ、ほんの少しずつですが分かってきている部分もあります。その少しずつ分かってきていることの中に「子宮内フローラ(マイクロバイオーム)」があります。

ここ数年で話題になっているキーワードです。

EMMA(エマ)

子宮内フローラを調べる検査はEMMA(Endometorial Microbiome Metagenomic Analysis=エマ、子宮内マイクロバイオーム検査)といって、子宮内膜の細菌の種類と量を調べます。

以前は子宮内は無菌であると考えられていましたが、現在では健常な女性でも子宮内に様々な細菌がいることがわかっています。

子宮内の細菌には「集まり(細菌叢=フローラ)」があり、人の体に対して良い菌もあれば、悪い菌もあります。子宮以外でも人の体の中には口腔、皮膚、胃、小腸、大腸、膣内など様々なフローラがあります。これらはそれぞれ単独で存在するのではなく、それぞれがリンクしていると言われています。

人体には約1,000種以上、100兆個以上の細菌が生息しています。フローラとは細菌の集まり(=叢)をさしますが、マイクロバイオームとは細菌そのものだけでなく、細菌により発現する遺伝子群であったり、細菌とヒトの相互作用を含む広い概念を指します。

細菌の細胞の数でいえば人の細胞の10倍以上、ヒトの遺伝子の100倍以上となり、またヒトのマイクロバイオームは、千差万別で、1人として同じものはありません。そのため細胞と細菌の相互作用も一人ひとり異なり、細菌とヒトは一体を成して個性や体質を作っています。

子宮内フローラと不妊

近年の研究により生活習慣や抗菌薬などによるマイクロバイオームの乱れ「ディスバイオシス(dysbiosis)」と病気との関連を示唆するデータも続々と報告されています。

その一つに「不妊」があります。

子宮内・子宮膣内のフローラの重要細菌である「ラクトバチルス」という善玉菌が少なくなると、不妊、不育、妊娠合併症、細菌性膣炎、性行為感染症(STD)、早産、破水、着床障害、早産、流産のリスクの上昇つながると言われています。

このように妊娠に対して大きな影響があるとする報告が増えてきているため、子宮内マイクロバイオーム検査であるEMMAを取り入れるクリニックも増えています。ただしこれらは確立されたものではなく、未だ研究段階にあります。実施している病院としていない病院があるのはこのためです。

おそらくこの辺りの論文がきっかけで話題になったのだと思われます。

論文をもとに、その結果をグラフにしてみましたが、衝撃的でした。

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報告ではラクトバチルスの子宮内フローラに占める割合が多いと体外受精による妊娠率が向上し、低いと妊娠率が低く、流産率が高いとしています。この際の子宮内フローラのバランスは、ラクトバチルスが90%以上を占めているとよいとされています。

検査を実施している病院では抗生物質を使って他の細菌を排除したり、ラクトフェリン、ラクトバチルスが含まれた整腸剤を使用してバランスを調整します。

しかし、抗生物質を使うことで子宮内フローラ以外の細菌のフローラのバランスを乱して別の不調を引き起こす可能性もあるので気をつける必要があります。

マイクロバイオームは、代謝、免疫、情緒、ホルモンなどに大きく影響するということが明らかになってきました。マイクロバイオームについては腸内のマイクロバイオームについての研究が進んでおり、腸内細菌は病気や健康と密接な関係があるということがわかってきました。

子宮内マイクロバイオームについてはこれからですが、妊活には良い影響を与えそうです。

妊活ではどれか一つに力を入れればよいものではなく、少しずついろいろなことの積み重ねが大切です。

タナココの妊活では漢方での妊活サポートに加え、子宮内マイクロバイオームを考えたラクトバチルス補充法を合わせて行うことができます。さらに鍼灸・接骨を組み合わせたトータルサポートが特徴ですので、まずはご相談ください。

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