妊娠中のビタミンD

ビタミンD不足が深刻化
近年、ビタミンD不足が深刻化しています。ビタミンDは妊活でも重要ですが、妊婦さん(お腹の赤ちゃん)にも重要な成分です。
妊活をされている方がビタミンD不足を指摘されてサプリンメントを摂取していても、妊娠後にいきなりその摂取をやめてしまうケースがありますが継続して服用した方がよいとされています。もちろん食事からの摂取も大切です。
ビタミンDの効果
ビタミンDの妊娠中の摂取は具体的にはどの様な面で重要なのでしょうか。それを調べた研究があります。
5,405名の参加者を含む24件のランダム化比較試験の結果を調べたところビタミンDの摂取で胎内発育遅延のリスクが減少することがわかりました。また、摂取により胎児・新生児死亡、先天異常のリスクは高くならないこともわかりました。
摂取するビタミンDの量としては2,000IU以上の高容量では胎児・新生児死亡、先天異常のリスク低下には関与せず、2,000IU未満でリスク低下が認められたとのことでした。
ビタミンDは日光浴でも合成されますが、一方で紫外線の浴びすぎによる皮膚ガンなどのリスクもあります。
必要最低限の日光浴をして、不足分は食事やサプリメントなどで補いましょう。ただし、持続的な過剰摂取は、体調不良(悪心嘔吐、食欲不振)、内臓へのカルシウム沈着・石灰化の原因となることがありますので、摂取量には注意しましょう。
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