不育症とネオ・セルフ抗体

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

不育症の重要な原因と考えられている新たな自己抗体(ネオ・セルフ抗体)について

不育症の原因の1つである自己免疫疾患として「抗リン脂質抗体症候群: APS」があります。しかし、抗リン脂質抗体症候群が疑われていても今までの検査で自己抗体が検出されないケースがありました。

しかし近年、上記のようなケースで、ある抗体が高頻度に検出されることがわかって来ました。

この抗体を「ネオ・セルフ抗体」言います。

不育症で悩まれている方にこの「ネオ・セルフ抗体」を測定したところ、23%で陽性だったとの報告があり、新たな不育症のリスク因子として考えられるようになって来ています。

この発見で、これまで原因が分からなかった不育症の発症メカニズムの一端が解明され、妊娠がなかなか継続しなかった症例の解決につながる可能性があります。

 

少しずつ、不育症の研究や理解が進み「わからないもの」から「コントロールするもの」へと変わって来ています。

不育症の専門的な検査ができるところはまだ限られており、施設ごとに少しずつ異なり、標準化が望まれるところではありますが、今後はこれらについても少しずつ整備が進み、不育症で悩む方が一人でも減っていくようになると思います。

 

不育症で悩まれている方は妊娠の喜びと流産・死産の悲しみの両方を体験します。そのことが次回の妊娠にも影響すると言われています。

不育症で、妊娠、流産・死産を繰り返すことは心にも体にも大きな負担となります。そのため「テンダーラビングケア 」のような心理的サポートが不育症では重要でありこの有無でその後の結果も変わってくることが知られています。

心と体のつながりを大切に考える中医学的アプローチは、そのような観点からも不育症のケアとしても役立つと考えられます。

少しずつ解明が進んでいる不育症の分野ですが、漢方が役立つ場面も多くありますので、病院での検査・治療と合わせて、ぜひ漢方治療も取り入れてみてください。

きっと力になれることがあると思います。

 

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