バルトリン腺嚢胞、バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺嚢胞、バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍<相模原 漢方 鍼灸 接骨 タナココ>

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

「外陰部にしこりができて痛いです。病院へ行ってバルトリン腺が詰まっていると言われました。一時的に治っても繰り返します。根本的に治したいです。」とのご相談が定期的にあります。

 

バルトリン腺嚢胞、バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍

「バルトリン腺」は膣の左右(時計でいうと「5時」と「7時」の方向)にある「粘液で満たされた」で「エンドウ豆」ほどの大きさの「分泌腺」です。

バルトリン腺から分泌された粘液は「導管(=通り道)」を通って出てきますが、なんらかの原因で導管が詰まると導管に分泌物がたまり「嚢胞(のうほう)」を形成しますが、なぜ詰まるのかはよくわかっていません。ピンポン球ぐらいまで大きくなることもありますが「つまり」が解消されると腫れは収まります。

小さいうちは痛みはありませんが、大きくなると「座る」「歩く」など動作時に際に不快感が生じたり、菌が侵入して炎症を起こすと「膿瘍(のうよう)」となり、強い痛みを生じ、ひどい場合は切除が必要になることもあります。

こうなると痛みが強くなり、日常生活に影響も出てかなりつらいです。

また感染により「膿瘍」となった場合は抗菌剤が必要になります。

 

嚢胞は女性の約2%に、多くは20代で生じますが、年齢とともに嚢胞はできにくくなると言われています。

バルトリン腺に「嚢胞」が形成されると、自然治癒後や治療後でも、繰り返し発症しやすくなる傾向があります。

嚢胞のみで大きさも小さく、症状がなければ経過観察となりますが、炎症や痛みが強い場合は治療が必要となります。

「膿瘍」となった場合は、穿刺や切開により排膿させますが、なん度も繰り返す場合は根治的な治療法として嚢胞自体を摘出したり、中の膿を出しやすくするため開口部を作る(開窓術)こともあります。

ご自宅でできる方法に温座浴、腰湯があります。1日に3〜4回行うことで、バルトリン腺嚢胞の周囲を清潔に保ちます。また違和感も軽減させ、自然に排膿するのを促すこともできます。

ただし、処置・治療をしても繰り返すことも多いので厄介です。

このほか、漢方も有効と言われ、よく使われています。

 

バルトリン腺嚢胞、バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍の漢方治療について

バルトリン腺嚢胞、バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍などの相談は、対面では相談しにくいと感じる方も多く、遠方からの電話やメールでの相談も多いです。また他の薬局で漢方を服用していたものの「繰り返してしまう」「何種類も漢方があり金額が高くて続けられない」などの理由で新たにお問い合わせをいただくこともあります。

使用される漢方はいろいろありますが、処方名で言えば、「竜胆瀉肝湯」「排膿散及湯」「十味敗毒湯」「銀翹散」「大黄牡丹皮湯」などですが、ご相談者さまからお聞きする組み合わせとして瀉火利湿顆粒、五涼華、白花蛇舌草、金羚感冒散、清営顆粒、涼解楽、五行草茶などの組み合わせが多いようです。

 

漢方で治療する場合は「今起こっている症状」と「再発しにくい体づくり」を合わせて行いますが、市販薬やエキス剤(粉薬)の場合、数種類の処方や商品を組み合わせると費用が高額となり継続するのが難しくなることがあります。

その点「煎じ薬」では一人ひとりの体質や症状に合わせて細かく調整し、必要な生薬のみ使用し、その都度調整しながら必要な分だけ作るため効果が高く、費用も抑えることが可能です。

ご自身で煎じる手間は発生しますが、無駄や重複がないように作ることができますので、コストを抑えながら、粉薬や商品の組み合わせよりも効果的に治療することが可能です。

また、症状が落ち着いてくれば、症状に合わせて使う生薬の種類や量を減らしていきますので、コストも下がります。

 

漢方を服用すると嚢胞が大きくなったり、痛みが強くなることがありますが、膿を排泄するための変化です。大きくなることで皮膚が薄くなり、膿を排泄する準備をしますが、この時皮膚や薄くなっているので指圧をかけると薄いピンクがかった膿が出て楽になることもあります。ただしかなり強い痛みを伴います。

必要に応じてロキソニンのような消炎鎮痛剤を併用することで、膿の排泄までの期間の痛みを軽減することもできるためもこれらのご用意もしています。

煎じ薬が大変という方の場合は粉薬でご用意しますが、その場合でも必要に応じた日数でお作りできますので、もしなにか事情があって「飲めなかった」場合でも「1ヶ月分まとめて買ったのに無駄にしてしまった・・・」ということもなく安心です。

 

バルトリン腺のトラブルは、なかなか相談しにくい症状ではありますが、急性期の痛みが強い場合は「膿瘍」になっている可能性があるため、嚢胞から膿を吸引したり、切開して嚢胞の液を排出させることで痛みを取ることができます。

痛み止めなどで痛みが軽くならず、生活に支障が見られる場合は処置をした後で再発を防ぐ漢方を服用する方法もあります。

穿刺や切開、開窓術を行っても繰り返すことも多く、その場合嚢胞を摘出する方法もありますが、バルトリン腺の機能はなくなってしまいます。機能を代用するものはありますが、でできるだけそうならないように、再発しないように漢方は役立つことも多いです。

「バルトリン腺」のトラブルは、今の時期はちょっと相談が増える傾向にあるように感じます。ストレスや環境の変化などの影響もあるのかもしれません。漢方はそれらの負担も減らしつつ、症状を和らげることができますのでご相談いただければと思います。

 

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