ブログ
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内膜の厚さと多血小板血漿(PRP)療法
PRP療法は、2015年に子宮内膜発育促進作用が報告されてから、その有効性ついての報告が増えています。子宮にPRPを注入することで子宮内膜を厚くし、着床率を改善させる効果が期待されている新しい治療法です。体調を良い状態で維持し治療を効果的にするためにも漢方を併用するのもおすすめです。 -
採卵での「空胞」の意味
「採卵」後に「空胞でした」と説明を受けることがあります。その際「何がよくなかったのか」と悩んでしまうこともあると思います。でも「空胞」だったとしてもこれは自分自身の責任ではありません。一人ひとりに合わせた空胞対策をすることで「卵子」が採れないこと防いでいくことができます。 -
低グレードの胚盤胞
ある程度の数の胚盤胞が確保できている場合、低グレードの胚盤胞をどう扱ったら良いのか悩む場面があります。移植には良いグレードの胚盤胞から移植することが多いと思いますが、BC/CB/CC の胚盤胞は、AA/AB/BA/BB 胚盤胞と比較して移植に本当に向かないのでしょうか。 -
不安と着床の関係
「不安」は体調に大きな影響を与えます。妊活においても「着床」に影響を与える可能性も指摘されています。不育症、不妊症の方では血中のエピネフリン(=アドレナリン)の濃度が高いことがわかり、このことが着床能に影響を与える可能性があることが指摘されています。 -
乳酸菌と子どもの湿疹との関係
母親が乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスを摂取すると出生児の湿疹のリスクを低下させる可能性を示す報告があります。妊娠中だけでなく、妊活している方は妊娠前から腸内環境を整えるような食生活や生活習慣を心がけること、そして、さまざまな食材を偏りなく、食べることの大切さについて考える必要があります。 -
卵子凍結での出生率
健康な状態でありながら卵子凍結を行うことを「社会的適応による卵子凍結」と言います。加齢などで生殖機能の低下に備え、あらかじめ凍結しておく方法です。自分自身の凍結卵子による培養、妊娠成績について検討した研究があります。 -
BA.4.6
BA.2.75がインドで増えつつあることは以前にお伝えしました。そのため、BA.5 の次に世界で広がるのはこの BA.2.75 である「ケンタウロス」ではないかという懸念が広がっています。一方、アメリカでは BA.4 からの分岐である BA.4.6 が少しずつ拡大しています。 -
抗原検査キットの仕組み
抗原検査とは検査したいウイルスに対する「抗体」を用いてウイルスが持つ特有のタンパク質である「抗原」を検出する方法です。そのため「抗原」に対する「抗体」の性能が全てで、ウイルスの量がある程度ないと検出できません。そのため抗原検査キットで「陽性」の場合は確定診断となり得ますが、「陰性」の場合はこの限りではありません。 -
狼牙ヘニパウイルス
中国東部で動物から人に感染する新たなウイルスが見つかり話題になっています。山東省や河南省で見つかった新たなウイルスは「狼牙ヘニパウイルス(LayV)」と名付けられました。熱病患者の早期検出システムにより発見されたこの感染症ですが、これまでに35人の感染が確認されています。 -
羊膜索症候群(Amniotic Band Syndrome)
羊膜索症候群とは、羊膜が何らかの原因で傷ついたり、血流障害の影響で破れたり、剥がれたりした羊膜の線維がひも状になり、胎児の頭部、顔面、体幹、四肢などに絡みつくことで起こります。また、羊膜索が羊膜につながったままで胎児を繫ぎ止めることもあり、胎児の動きが制限され適切な発育が制限されることもあります。