AMHが低いと正常胚率は変わるのか

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

妊活・不妊治療をされている方には馴染みのある検査に「AMH」があります。

 

AMHは「アンチミューラリアンホルモン(「抗ミュラー管ホルモン」とも言います)」の略で、発育中の卵胞から分泌されるホルモンです。

「AMH」を調べることで、「卵子の数」を「推定」することができるので、後どのくらい妊活が続けられるかだったり、卵巣を刺激して採卵する際にどのくらい採卵できるか、卵巣刺激はどのような方法が良いのかなど、「AMH」の値を参考にします。

「AMH」はあくまでも「残りの卵子の数の推定」であって、「不妊」の原因ではありません。

「AMH」が関係するとされているのは「採卵数」です。

 

では「AMH」が低い場合、正常胚率(染色体異常のない割合)には影響はないのでしょうか。

 

AMHとPGTの関係を調べた研究がありました。


研究は、2012 年 3 月〜 2020 年 6 月までの間にPGTを行った1,140名について、低 AMH(<1.1 ng/mL)とPGTの結果について調べました。

 

その結果、低AMHは染色体の異常とは関係がないことがわかりました。

 

以前にも同様の報告がありますので、「低AMH」と「染色体異常」については、関係がないと考えて良さそうです。

 

ただし、「採卵数」には影響がありますので「低AMH」の場合は時間を大切に進めていくことが重要です。

 

 

西洋医学的には、卵子を積極的に守る方法はありませんが、漢方では「卵」を育てながら、発育途中のさまざまなストレスからどうやって「卵」を守っていくかも考えて処方を組み立てていきます。

ダメージから守られて育った卵は、良い結果に繋がりやすいので、妊活されている方にはぜひ漢方を取り入れて欲しいと思います。ご相談ください。

 

漢方薬局・鍼灸接骨院 & よもぎ蒸し・吸い玉・リフレクソロジーサロン

タナココ

 

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