こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
今日は「タコ」の日です。
今日は半夏生でタコの日
今日は雑節(ざっせつ)の1つで「半夏生(はんげしょう)」です。
雑節とは、二十四節気・五節句以外で季節の節目となる日で、二十四節気を補うもので「土用」「節分」「彼岸」なども雑節です。
半夏生は夏至の日から数えて11日目にあたりますが、この時期に関西の一部では「タコ」を食べる習慣があります。
半夏生にタコを食べる習慣には、田んぼの稲が、タコが海底で足をしっかり貼り付くように、大地にしっかり根付くようにとの願いが込められているそうです。
また「タコ」は、漢方・薬膳的に見ても、栄養学的に見ても今の時期にはおすすめの食材の一つです。
薬膳的には「タコ」には気血の増加作用があると言われています。疲れやすい、めまい、立ちくらみ、動悸、不眠など、気虚・血虚の症状がみられるときに良い食材です。栄養学的にはタウリンやビタミン、亜鉛も含まれるので栄養学的にも疲労回復に役立ちます。
この時期は田植えの疲れを癒す養生の時期でもあるのでこのこともタコを食べる理由かもしれません。
薬膳的には体を冷やす性質があると言われていますので、冷えが気になる方は炒め物や煮物にしてもいいですし、生姜などを加えてもOKです。
ちなみに2021年、総務省統計局「家計調査 1世帯当たり1か月間の日別支出 7月」の<タコ>のデータを見てみると、半夏生にはタコがたくさん買われているのが読み取れます。
年中手に入る食材ではありますが、この時期の「タコ」は、夏に向けての滋養食として取り入れてみてください。これからの暑い季節を頑張って乗り切りましょう。
食材の工夫、養生でも夏バテが気になるという方は漢方でお手伝いしますのでご相談ください。
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