こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
春は環境の変化も多く、ストレスが溜まりやすい季節です。
これからの時期「最近、食欲が抑えられない・・・」と感じるような場合は、ストレスが影響しているかもしれません。
食べても食べてもお腹が空く、満足感がない・・・という場合は中医学では胃に熱が滞る「胃熱」の影響と考えます。
ストレスにより、気が滞り胃腸の働きが低下しますが、停滞は熱を生み、その熱は一過性の機能亢進のような症状を作り出します。
これが「食欲増進」となってあらわれます。
基本的には機能は低下していますので、体に良い状況ではありません。
このほかに、胸焼け、胃痛、冷たいものが食べたくなる、口が渇く、口臭がきつくなる、便秘などの症状もみられることがあります
また、この時に、辛いもの、油っこいもの、甘いものを摂ってしまうと「熱」を悪化させ体調をより悪化させてしまいます。
こんなときはまず、食生活を見直し、熱を取る食べ物を意識してとるようにします。
薬膳的には、こんにゃく、豆腐、緑豆、きゅうり、ごぼう、とまと、セロリ、なす、しじみ・あさりなどの貝類、昆布・わかめ・もずくなどの海藻類などがおすすめです
果物も熱を取ってくれるのでグレープフルーツ、キウイフルーツなども適量取り入れてみましょう。
胃熱をとるのに良いと言っても食べ過ぎは禁物です。
もともと胃の機能低下があるので、症状の悪化につながります。
このほかにはストレス解消のためのリラクゼーションや環境改善もお忘れなく。
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