新型コロナの免疫期間

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

新型コロナウイルスに感染した後、免疫が保持される期間がどのくらいなのか、大きな関心事の一つです。

免疫期間に関する報告はいくつかありますが、今回の報告はオックスフォード大学病院の医療従事者に対してPCR検査で確認された新型コロナ感染の発生率を調査ものです。最大31週間の追跡調査です。

 

12,541名の医療従事者に抗スパイクIgGを測定しその後を追跡調査しました。

11,364名で抗体が陰性で、1,177名は抗体が陽性でした。また88名に抗体陽転がみられました。11,276名は陰性のままでした。

抗体陰性の方にPCR検査を行ったところ223名でPCR検査の結果陽性が確認され、そのうち症状がない方は100名、症状ある方は123名でした。

抗体陽性者のうち2名がPCR検査で陽性となりましたが無症状でした。

 

今回の追跡調査では、抗体が陽性であれば、その後6ヶ月間は新型コロナの再感染のリスクが大幅に低下するとしています。

今回の追跡調査は今までの報告の中では大規模の調査です。

 

短期間での抗体が低下する例も報告されていますので、その理由も今後研究が必要ではありますが、抗体価が維持されていれば半年は再感染は防げると考えても良さそうです。

海外ではワクチンの接種が急ピッチで進んでいます。日本でも早ければ来月下旬から接種が開始されます。

ワクチン接種で感染はある程度抑えられますが、全部抑えることはやはり難しく、抗体が陽性でもそれは終生免疫ではないため、引き続き感染予防を継続することが大切です。

 

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