こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)の利用せずに生きていくのはもやは不可能に近い世の中になっています。
私たちの世界に登場したこの便利な技術によりもたらされたメリットは計り知れませんが、この技術によるデメリットはないのでしょうか。
近年、SNSの利用によるメンタルヘルスへの影響を研究した報告が増えています。
今回の研究報告では、11.9~14.8歳、1,156名で、4つの時点でのSNS利用時間を毎年測定し、SNS利用と抑うつ症状、不安症状との関連を調査しました。1日1時間以上のSNS利用を利用率が高いと定義しています。
年齢、社会経済的地位、メンタルヘルスの病歴で調整した横断的分析により、SNSの利用率が高い人において、メンタルヘルスへの影響があることがわかりました。
・SNS利用率が高い女性は抑うつ症状のリスクが2.15倍、不安症状のリスクが1.99倍高い
・SNS利用率が高い男性は抑うつ症状のリスクが1.6倍高い
など、SNS利用率が高いと、抑うつ症状や不安症状リスクが中程度増加することがわかりました。
新しい技術などによるメンタルヘルスへの問題については、まだこれから十分な検証が必要ではあるものの、青年期初期のSNSの使用には、この様な可能性があることを念頭に置きながら上手に利用していく必要がありそうです。
なくてはならない技術ですので、安全に利用していきたいものです。
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