ハンタウイルスとは?(ウイルスの正体)
ハンタウイルス(分類上は「ハンタウイルス科」に属します)は、主にネズミなどのげっ歯類が持っているウイルスです。
最大の特徴は、「ウイルスを持っているネズミ自身は全く病気にならない」という点です。ネズミは健康なまま生活し、尿や糞、唾液の中にウイルスを排出し続けます。
どうやって人間にうつるの?(感染経路)
原則として、「人から人へ」うつることはありません。
人間への感染は、ネズミの尿や糞が乾燥してチリやホコリとなり、それが空気中に舞い上がったものを吸い込むことで起こるのが最も一般的です。インフルエンザのように咳やくしゃみで人間同士で広がる病気ではないため、むやみに恐れる必要はありません。
体の中に入るとどうなるの?(引き起こされる症状)
このウイルスの厄介な点は、人間の臓器を直接壊すのではなく、ウイルスに反応した人間の免疫システムが暴走し、「全身の血管のバリアを緩ませてしまう(血管透過性の亢進)」ことにあります。
血管のバリアが緩むと、血管内から血液の水分が外へ漏れ出します。この「水分がどこに漏れ出すか」によって、大きく2つの病気に分かれます。
- ① 腎症候性出血熱 (HFRS)
- 特徴: アジアやヨーロッパで多く見られます。漏れ出した水分が腎臓の周りに影響を与え、腎臓の働きが悪くなったり、出血しやすくなったりします。
- 危険度: 原因となるウイルスの種類によって、致死率は0.1%未満(ごく軽症)から、最大15%程度まで幅があります。
- ② ハンタウイルス肺症候群 (HPS)
- 特徴: 主に南北アメリカ大陸で見られます。肺の血管から水分が急激に漏れ出し、肺が水浸しの状態(肺水腫)になって、激しい呼吸困難を引き起こします。
- 危険度: 非常に重篤になりやすく、致死率は30〜50%に達します。
日本国内の状況は?
現在、日本国内で普通に生活していて感染するリスクは極めて低いです。
1960年代には国内の都市部で発生したこともありましたが、衛生環境が大きく向上した現在では、自然に感染したという報告はほぼありません。ただし、海外の流行地(アジア、北米、南米など)へ行く際は、現地のネズミやその排泄物に近づかないよう注意が必要です。
予防と治療について
- 治療: ウイルスそのものを一撃で退治する特効薬は、まだ確立されていません。そのため、病院では「漏れ出した水分を管理する」「人工呼吸器で呼吸を助ける」「透析で腎臓を助ける」といった、患者の体力を支える治療(支持療法)が中心となります。
- 予防: 世界中で使える標準的なワクチンはありません(一部の流行国でのみ使われています)。したがって、最大の予防策は「ネズミのいる環境に近づかないこと」「ネズミのフンなどを掃除する時は、ホコリを吸い込まないようマスクや手袋をすること」です。
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