
IBD予防には「質の良い」植物性食がカギのようです
胃腸の健康のために、サラダを食べていれば安心だと思っていませんか?
実は、「植物性」の選び方を間違えると、かえって腸に悪影響を与えることもあるんです。
今回の研究で明らかになったのは、腸の病気を防ぐカギは「何を食べるか」ではなく、「どう食べるか」にあったという驚きの事実でした。
目次
- 🌿「植物性食品=体にいい」は間違い?
- 📊どんな研究だったの?
- 📉結果:「何を食べるか」が大切!
- 🧬遺伝や炎症にも関係してた!
- 🍽️じゃあ、何を食べたらいいの?
- 🏠日常生活でできること
- 🧧中医学の考え方とつなげてみよう
- 🌈腸はあなたの「第二の脳」
🌿「植物性食品=体にいい」は間違い?
「植物性の食べものは体にいい!」というイメージ、強いと思います。
お肉を減らして野菜や豆を選ぶ人も増えてきました。
でも実は、植物性なら何でもOKというわけじゃないんです!
この論文では、イギリスやヨーロッパの50万人以上を対象に、「どんな植物性の食品を食べているか」で腸の病気(炎症性腸疾患:IBD)になりやすさが全然違うことが分かりました。
📊どんな研究だったの?
イギリスのUKバイオバンクと、ヨーロッパ8カ国の健康調査(EPIC)を使った研究で、合計約52万人のデータを分析しています。研究では、食事の内容をもとに、
- 体にいい植物性食品(全粒パン、野菜、果物、豆など)
- 体に悪い植物性食品(白いパン、甘いジュース、お菓子、フライドポテトなど)
この2つに分けて、腸の病気の発症率を調べました。
📉結果:「何を食べるか」が大切!
- 体にいい植物性食品を多く食べる人は、腸の病気になる確率が約25〜30%も少なかった!
- 逆に、体に悪い植物性食品をたくさん食べる人は、病気になる確率が1.5倍に増えていた!
しかも、すでに腸の病気になっている人でも、体にいい食事をしていると手術のリスクが半分に減っていたんです!
🧬遺伝や炎症にも関係してた!
「親からの遺伝」など体質も関係していて、もともと腸の病気になりやすい人ほど、食べ物の影響を強く受けていたんです。
また、体の中の「炎症」の指標(CRPなど)が一部関係していることも分かりました。
🍽️じゃあ、何を食べたらいいの?
体にいい植物性食品
- 玄米、全粒パン、オートミール
- 果物(リンゴ、バナナなど)
- 野菜(生でも煮てもOK)
- 豆、ナッツ、レンズ豆
- お茶やブラックコーヒー(無糖)
体に悪い植物性食品
- 白いパンや白米(精製された炭水化物)
- フライドポテトやスナック
- 加糖ジュースや炭酸飲料
- お菓子やケーキ
🏠日常生活でできること
- 朝は「白パン」じゃなく「全粒パン」や「オートミール」に
- 間食は「スナック」じゃなく「ナッツ」や「果物」に
- 飲み物は「ジュース」じゃなく「水」か「無糖のお茶」に
- 外食では「揚げ物」より「煮物」や「蒸し料理」を
🧧中医学の考え方とつなげてみよう
中医学では、腸の健康は「脾(ひ)」という臓器と深く関係があります。
「脾」がしっかり働くことで、食べたものをちゃんと「気」や「血」に変えて、体を元気に保ちます。
でも、甘いものや冷たい飲み物、油っこいものを取りすぎると、「湿」という邪魔者がたまって、「脾」の力が落ち、腸の調子が悪くなります。
おすすめの食材(薬膳の考えから)
- 山芋(やまいも):脾を元気にして腸を助ける
- 黒豆:血の巡りをよくして便通を改善
- 陳皮(ちんぴ):食欲を整えてガスを減らす
- ショウガ:冷えを取ってお腹を温める
🌈腸はあなたの「第二の脳」
「最近お腹が張る」
「下痢と便秘を繰り返す」
そんなときは、食事の見直しが必要かもしれません。
植物性食品を選ぶときは、「質」に注目して、自然に近いものを選ぶようにしてみてください。
もし気になる症状が続いたら、専門家に相談を。
腸を大事にすると、心も体もきっと軽くなります。
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