「うずらの卵」自体には罪はないのですが…
「うずらの卵」は薬膳食材としてはとても優秀な食材で、3大滋養強壮食材の1つ
うずらは日本で家畜化された唯一の野生動物で歴史も古く、古事記や万葉集、平安時代の書物や、古代エジプトの象形文字にも登場しています
中国では野生のうずらが鳳凰に変身すると考えられていました
薬膳的には「平性・甘味」で
・気を補う
・血を補う
・胃腸を元気にする
・筋骨を丈夫にする
・脳の働きを高める
・五臓を補う
効果があります
栄養学的にもgあたりのビタミンやミネラルは鶏卵より豊富
ウズラは体重が約150g、卵が10gなので体重の約7%の重さの卵を産みます
人(50kg)で言えば「3.5kg」を産み続けることになります
人にはできないことをし続けるので、めちゃくちゃ高タンパクの飼料を必要とし、生産コストが非常に高い畜種で現在はうずら農家は27軒ほどしかありません
「うずらの卵」の事故がありましたが、丸くてツルツルした食材は喉に詰まりやすいです
「うずらの卵」以外でも、アメ、ぶどう、サクランボ、プチトマト、ピーナッツ、こんにゃく、ウインナー、ラムネ、小さいお団子なども詰まりやすい食材で、そのほか粘着性が高く唾液を吸収して飲み込みにくいもの(餅、ご飯、パンなど)、固くて噛み切りにくいもの(リンゴ、イカ、肉、ニンジン、セロリなど)にも注意が必要です
危険だから禁止するのではなく「よく噛んで食べる」「ふざけないで食べる」「話しながら食べない」を伝えることが大切です
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