こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
妊活をしたいが、周囲が、または自分が「タバコ」をやめられない・・・という相談を受けることがあります。その際に「非燃焼加熱式タバコ」や「電子タバコ」が妥協案として出てくるのですが、なかなか「やめます」とはならないようです。
非燃焼加熱式タバコについて、燃焼式タバコに比べ燃えカスや燃焼時のガスが出ないだけで、有害であることには変わりないという報告が近年増えていることからもわかるように、妥協案にはなりません。
では、「ニコチン」を含まないとする「電子タバコ」はどうでしょうか。
海外で電子タバコの吸引後に肺障害を起こした患者さんの肺を調べたところ、気道中心の化学性肺炎の形態を示していたという報告があります。
確かにニコチンや燃えかす、燃えガスが出ない点では妥協案として取れる選択肢かもしれませんが、そもそも吸引により肺に炎症が起こることがある時点で、妥協案としては不適切です。
受動喫煙のリスクがなくても自分自身の健康が害されますし、親の健康が害されることは育児にもマイナスになります。
タバコは妊活にとって良いことは1つもありませんし、たとえ妊娠できたとしても、赤ちゃんの成長を阻害しますし、また、たとえ無事に生まれたとしても、突然死、発達障害、喘息などのリスクは高くなります。
妊活をしたいけど、タバコがやめられない方は、ぜひお近くの「禁煙外来」がないか検索してみてください。
また、体を健康にもどすための方法として、漢方もお役立ててください。
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