インフルエンザの予防はエタノール消毒だけでは不十分!?
いろいろな施設の入り口にエタノール消毒液が設定されている風景はもう当たり前になりました。
特に今時期はインフルエンザの流行中ですので、使用している人をよく見かけます。
最近の報告によると、エタノールの手指消毒だけでは不十分のケースもあるようです。
京都府立医科大学からの報告(PDF)です。
インフルエンザAウイルスを含む感染性粘液が付着した状態でエタノール消毒と手洗いの効果を、感染性粘液の乾燥「前」と乾燥「後」で比較しました。
その結果、感染性粘液が乾燥した状態では手洗いとエタノール消毒にはほぼ違いがなかったのですが、感染性粘液が乾燥する前では、手洗いではウイルスは30秒以内に完全に不活性化され他のに対し、エタノール消毒では120秒後も不活性化されませんでした。
基礎研究の段階の報告ですのでさらなる研究が必要ですが、エタノール消毒を過信せずに、手を洗える環境にある場合はこまめに流水による手洗いをしたほうがよさそうです。
インフルエンザは予防が大切ですが、もしウイルスに感染してしまったら、漢方も効果的ですのでお試しください。
相模原 漢方相談 鍼灸院 接骨院 よもぎ蒸し 生活習慣病血液検査 カフェ
タナココ