こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
食事炎症指数とは
食事を構成する食品や栄養素などは、体の慢性的な炎症に関係することが知られるようになってきました。どの食品・成分が炎症を促進するか、抑制するかを数値化したものに「食事炎症指数」というものがあります。
食事炎症指数が高いと
この食事炎症指数が高い食生活を送っている人は大腸がん、乳がん、膀胱がん、胃がん、喉咽頭がん、腎臓がんなどや、骨折、死亡、循環器疾患、抑うつのリスクが高いことがいろいろな研究で示されています。
この値がプラスだと炎症を促進し、マイナスだと炎症を抑制します。炎症を促進するのか、抑制するのかの判断は、体内の炎症バイオマーカーへの影響を見ているようです。
食事炎症指数の高いもの
食事炎症指数の高いものとしては
Sarurated fat(飽和脂肪) +0.373
Trans fat(トランス脂肪酸)+0.229
Cholesterol(コレステロール)+0.110
Carbohydrate(炭水化物)+0.097
Vitamin B12(ビタミンB12)+0.106
などがあります
食事炎症指数の低いもの
食事炎症指数の低いものとしては
Fibre(食物繊維)-0.663
β-Caroten(ベータカロチン)-0.584
Isoflavones(イソフラボン)-0.593
Vitamin A(ビタミンA)-0.401
Vitamin C(ビタミン C)-0.424
Vitamin D(ビタミンD)-0.446
Vitamin E(ビタミンE)-0.419
Vitamin B6 (ビタミンB6)-0.365
Mg(マグネシウム)-0.484
Zn(亜鉛)-0.313
n-3 Fatty acids(オメガ3脂肪酸) -0.436
n-6 Fatty acids(オメガ6脂肪酸)-0.159
などがあります。
このほか
Garlic(ニンニク)-0.412
Ginger(ショウガ)-0.458
Onion(玉ねぎ)-0.301
Turmeric(ターメリック)-0.785
Green/black tea(緑茶・紅茶)-0.536
Pepper (コショウ)-0.131
なども抗炎症作用があるようです。
漠然と体に良さそう、悪そうと思っていた食品・成分がこのように数値化されると具体的に気をつけたくなりますね。
今回の内容は
The Dietary Inflammatory Index: A New Tool for Assessing Diet Quality Based on Inflammatory Potential
を参考にしました。
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