風邪の引きはじめの漢方

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

風邪は引きはじめの対応が肝心です。

 

中医学的に体調・体質を見極めて選んで、調節しながら飲むととてもよく効くのですが、いちいち漢方薬局へ行って相談するのも現実的ではありません。

まずは以下を参考に選んでみてください。

 

初期の風邪の場合の対応です。

風邪かな?と思った時に熱がそれほど高くない場合でつらくはないけど悪寒があってこれから悪化するかも!?と思った時は「桂枝湯(けいしとう)

首筋が凝るような感じがあれば「葛根湯(かっこんとう)」で、加えて症状に鼻づまりが気になる場合は「葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

悪寒が強く、節々の痛みがあって、咳がよく出る場合は「麻黄湯(まおうとう)

鼻水がたらたら出て止まらないという場合は「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

葛根湯や麻黄湯でかえって体調が悪くなってしまう、胃腸が弱いという場合は「参蘇飲(じんそいん)」だと大丈夫なことがあります。他の風邪薬がどうも合わないという方でも使いやすい処方です。

喉だけが痛いという場合は「桔梗湯(ききょうとう)」「桔梗石膏(ききょうせっこう)」だけ、もしくは上記の処方に加えても良いかもしれません。

いきなり熱が出て喉が腫れるという場合は、「銀翹散(ぎんぎょうさん)、金羚感冒散(きんれいかんぼうさん)」がおすすめです。

 

このほかにもいろいろありますが、まずは上記の処方を試してみてください。

 

それでもうまくいかなかった場合一度専門家に相談してみてください。一人ひとりにあった処方を提案してくれたり、選び方を教えてくれると思います。

 

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