銅と亜鉛と不妊・着床障害

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。


「妊娠」に重要なのは「着床できる環境」を作ることです。

着床の環境整備に影響する要素は多々ありますが、その1つに「銅・亜鉛」があります。


問題になると考えられているのは「銅」です。


もともとウィルソン病という「銅」が体に蓄積する病気がありますが、この病気の女性は不妊になりやすく、流産しやすいことがわかっています。このことから、妊娠しにくい1つの要因として「銅」過剰があるのではないかと考えられるようになりました。

これは肝臓や脳などに「銅」が蓄積することでホルモンバランスが乱れやすくなったり、子宮内膜に銅が蓄積することで着床しにくくなるためです。

実際に子宮内避妊用具で「銅」が付加された用具があり、子宮内に銅イオンを放出するプラスチック製の小さな器具を入れ、精子が卵子と遭遇して受精することを防ぐとともに、受精卵の着床を防ぐ方法があり、高い避妊効果が期待できます。

 

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これらのことから、「銅」過剰が着床障害の原因の1つと考えられるようになり、「銅」が過剰であればそれを下げる治療が試されることあります。

 

ここに「亜鉛」がどのように関係しているかというと、「銅」と「亜鉛」は吸収経路がほぼ一緒で、大部分が小腸で吸収されるのですが、この時濃度が高い方が吸収されます。

 

そもそも、日本人の食事は「銅」の摂取量が多いため、「銅」が過剰になりやすく、「亜鉛」不足になりやすいという土台があります。何らかの原因があって「銅」の濃度が高ければ「亜鉛」を増やし、「銅」を摂り過ぎないような環境に体内を整えることが「妊娠」の助けになると考えられます。


ただし「亜鉛」ばかりを摂取し「銅」が低下すると貧血や骨異常につながってしまうため、偏った食生活はせずにバランスのよい摂取が必要です。


最近は、銅・亜鉛を検査する施設も増えましたが、まだまだ一般的ではありません。この要素だけが不妊・着床障害の原因ではありませんが、なかなか着床しない、流産を繰り返す場合は、測定してみてもよい項目です。

 

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西洋医学的には、卵子を積極的に守る方法はありませんが、漢方では「卵」を育てながら、発育途中のさまざまなストレスからどうやって「卵」を守っていくかも考えて処方を組み立てていきます。体の調子を整えるだけの処方ではないのが特徴です。ダメージから守られて育った卵は、良い結果に繋がりやすいので、妊活されている方にはぜひタナココのオリジナルの漢方を取り入れて欲しいと思います。


 

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