超加工食品の問題点

タナココ

超加工食品は手軽で便利ですが、体のトラブルの原因になることがあります。


 ある研究報告で、「あるもの」を減らしたら
 8週間で体重が3.5kgダウンし
 さらにはメンタルの状態も改善したそうです
 さて、何を減らしたのでしょうか

「超加工食品」

平均的なアメリカ人の食事の約60%は超加工食品で構成されています
超加工食品は自然食品を全く含まないか最小限しか含まない食品です

米国糖尿病学会によれば、超加工食品の定義は「糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などの添加物を付与して、工業的過程によって作られる、常温でも保存することができ、日持ちする食品」のことです

超加工食品の例としては

・ポテトチップス
・菓子パン
・カップ麺
・クッキー、ビスケット
・冷凍ピザ

などです

超加工食品は、非常に美味しく、低コストで、便利(例:常温保存可能、すぐに食べられる)で、非常に収益性が高くなるように意図的に設計されていますが、過去10年間で、多数の研究により超加工食品が健康に有害であることが示されています

これらの食品の摂取は、肥満、2型糖尿病、心代謝性疾患、うつ病、過敏性腸症候群、がん、および死亡率と関連しています

多くの研究者は、米国で 1970 年代以降に肥満と体重関連疾患が2倍になった主な理由は、この期間の超加工食品の増加によるものだと考えられています

また超加工食品に使用される食品添加物(着色料、乳化剤、防腐剤など)や加工中に発生する物質、食品包装からの汚染物質は吸収動態、満腹感、血糖反応、腸内細菌叢の構成と機能に悪影響を及ぼす可能性があります

超加工食品は加工度の低い食品よりもカロリーを摂取しやすく、さらに非常に美味しく感じるように、飽和脂肪酸、精製炭水化物(添加糖など)、塩分、人工甘味料などが意図的に高めに含まれるように設計されています

そのため摂取すると非常に満足感があり、我慢しにくいものとなっています

これは、コカインのような麻薬に似た報酬系に影響を与えるという報告もあります

超加工食品は、脳の報酬系を混乱させ、食べ物に対する快楽的な欲求が満腹感や膨満感の合図よりも優先され、過剰摂取を促進し、他の依存性物質と同様に、超加工食品の摂取は耐性を生じさせ、同じ報酬を得るためにより多くの摂取が必要になります

「食べたくて仕方がない」状態になってしまっていないか、コンビニなどでつい買ってしまうスイーツや菓子パンなどが「自分へのご褒美」といっている食品が超加工食品になっていないか、そのことを意識しましょう

超加工食品は忙しい生活の私たちが生み出した便利なものですが、超加工食品ばかりを選ぶ生活になっていると、長期的には体に悪影響が出てきます

体重が増えてしまった、それとともにメンタルが不安定になっている気がする…

そう感じる人は意識的に減らしていきましょう

超加工食品は自分に快楽を与えるツールの役割をしているため、やめることにはある程度のストレスがかかります

しかし超加工食品をなるべくやめてみて、自分の体のパフォーマンスを観察してみると、変化が起きていることに気づくことがあります

・集中力が高まる
・よく眠れる
・胃の調子がいい
・体が軽く感じる
・イライラしない

など、変化が出てきますので食生活を変えて体がどう変わるか感じることが重要です

減らした分だけ心と体は健康になりますので、そのことに意識的になれると、日々のパフォーマンスも上がり、仕事もプライベートも充実するきっかけにできます

食生活、食習慣を変えていくことは難しいですが、階段を一歩ずつ上がるように少しずつ改善していきましょう

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