漢方

相模原で本格的な漢方相談ができる施設です

漢方は、一人ひとりの体調に合わせた細かい調整ができるような「煎じ薬」、手軽で便利な「エキス剤(粉薬)」などを必要に応じて使い分けて対応します。

相談担当の薬剤師は、中国では中医薬大学で中医学を学び付属病院等で臨床研修を終了、日本では認定心理士でもある薬剤師が「中医学×心理学」による「こころ」と「からだ」の両面からのアプローチでサポートいたします。

西洋医学と中医学心理学を融合した妊活(不妊・男性不妊)サポート、メンタルサポートのほか、中医腎臓内科領域での腎機能低下・慢性腎不全などを得意としていますが、そのほかについても幅広いお悩みに対応できます。まずはご相談ください。

漢方薬とは

人は自然の中の植物や鉱物などの中から、体の不調に対して効果的に働くもの生薬とし、これらを複数組み合わせて作られたものをとても長い間使用してきました。

漢方 生薬

これらを私たちは「漢方薬」と呼んでいます。

漢方薬は、どのような生薬を、どのような量で、どのように組み合わせると、体にどのような効果があるか、何千年もの長い年月をかけて積み上げた経験の蓄積により作り上げられて来ました。

最近では効果の裏付けに、科学的な分析や研究成果も加わり、より確かなものとして多くの疾患の治療に用いられており、近年は、中医学と西洋医学を併用することで治療効果が高まることも多く、現代医療における漢方薬の重要性や使用頻度は増加しています。

また、中医学は心と体を一つのものとしてとらえ、全体の調和を図る全人的な見方をするため、西洋医学的に原因がわからない場合や、病気の前段階である「未病」の状態にもアプローチすることができます。そして、使用する漢方薬には様々な天然成分が含まれているため、複数の症状に対しても効果が期待できます。

効果的な漢方薬を選ぶためには、中医学的に体質や症状を見極めることが必要で、そのための方法として、中医学独特の「ものさし」を使用します。

「気・血・津液」の体内の3つの要素、「肝・心・脾・肺・腎」の五臓、「舌」や「脈」などが中医学で使われる「ものさし」ですが、これらを用いてからだの状態を判断し、その人に最も適した漢方薬を選んでいきます。

タナココ漢方の特徴

タナココでは西洋医学の知見と中医学の経験に加え、心理学的アプローチを融合させた方法でサポートします。

西洋医学、中医学はどちらが優れているということではなく、どちらも状況によってその優位性は変化しますし、どちらも非常に重要な治療方法です。どちらが良い治療というのではなく、西洋医学と中医学の長所と短所をしっかり理解した上で、適切に選択することが大切です。

また、西洋医学と中医学心理学的なアプローチを加えることで、心と体のつながりをしっかりと捉えることが可能となります。心理学は心と体のつながりを重視した中医学ととても相性の良い学問で、心身の不調を「中医学×心理学」の視点で捉えることで漢方との相乗効果や、さらには漢方だけではなかなかよくならなかった症状に対しても症状の緩和が期待できます。

本来の漢方の効果が得られる様に中医学のものさしで病気の状態や体調・体質を測りながら、心理学的アプローチでメンタルサポートをし、一人ひとり必要な漢方薬をお選びします。

このほか、腎機能低下・慢性腎不全へのサポートも多く行なっており、中医学的アプローチによりeGFR、クレアチニン値の改善を目指し、腎透析、腎移植までの時期をできるだけ先延ばしできるようなサポートが可能です。

また現在の漢方薬は主にエキス剤(粉薬)として加工されたものが主流となっていますが、タナココではエキス剤(粉薬)以外に、漢方本来の飲み方であり、効果的な「煎じ薬」での服用をおすすめしています。また同じ中医学を土台とした「鍼灸」も漢方薬と相性がよいので、こちらも合わせてご利用ください。

*タナココの漢方の処方についてはこちらから

タナココ漢方が力を入れていること

 心と体の両面からのサポート

 ・妊娠しやすい体づくり
・メンタル不調の回復
・病院での治療でなかなか良くならない様々な不調

 腎機能低下・慢性腎不全の進行抑制のサポート

ぜひご相談ください。