
どのくらい「水分」を摂ったら良いのか、どの情報を信じたら良いのでしょうか?
水は人間にとって必要不可欠ですが、どのくらい摂ったら良いのかは、水分バランスを調整する要因は多様であるため、最適な摂取量を一律に定めることは難しいです
人は1日に2.5Lの水分が必要(食事由来の水分も含む)と言われており、不足しないようにしよう!と盛んに啓発されていますが、水分摂取の増減は実際の健康に及ぼす影響はどうなのでしょうか

今回の研究報告は、これまでに行われた「水分摂取」の効果を調べた18件の研究をトータルで検証したシスティマティックレビューという方法で現時点で分かっていることをまとめた報告があります
多くの研究は、1日2L以上の摂取、もしくは1〜1.5Lを追加で摂取するという条件で行われていることが多数でしたが、その結果は…
水分摂取は、体重減少と腎結石予防に有益であることが示唆され、また、片頭痛予防、尿路感染症予防、糖尿病管理、低血圧に効果が期待できる可能性があることも示唆されました
一方で、現時点では、水分摂取を増やすことの健康効果を示すエビデンスの質と量は限られており、さらなる研究が必要であることも指摘しています
水は明らかに低コストで副作用も少ないため、無理のない範囲で水分を多めに摂取することは推奨できるのでは?ということになると思います
水分摂取においては、健康効果のために一律に「水は毎日〇〇リットル飲みましょう!」というのではなく、まずは「脱水予防」という観点で、不足しないように摂取することが大切です

上記のグラフは昨年の熱中症による救急搬送状況ですが、暑くなる頃から急激に熱中症での搬送数が増えています
これからの季節の変化に気をつけつつ、さまざまな健康効果については今後の詳細な研究を待ちましょう
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