こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。
月経周期が乱れていても体調に何か不都合がなければ「今月は長いな」くらいで受診などはせずにそのままにしている方が結構いらっしゃいます。
最近の研究で、不規則な月経周期がその後の健康に与える影響について報告がありました。
「心血管疾患」
「がん」
「糖尿病の病歴」
上記3点に該当しない、79,505名について
・14〜17歳
・18〜22歳
・29〜46歳
の3グループに分けて、月経周期の長さと規則性、その後の早期死亡(70歳未満)との関係を調べました。
24年間の追跡調査の結果、18~22歳、29~46歳時の月経周期の乱れ(不規則でサイクル期間が長い)は、早期死亡リスクの増大と関連することがわかりました。
具体的な結果は以下の通りです。
1,000人年の追跡調査あたりの粗死亡率
14〜17歳 規則群1.05 不規則軍1.23
18〜22歳 規則群1.00 不規則軍1.37
29〜46歳 規則群1.00 不規則群1.68
早期死亡に対応する多変数調整ハザード比は
14~17歳 規則群vs不規則群 1.18(95%CI:1.02~1.37)
18~22歳 規則群vs不規則群 1.37(1.09~1.73)
29~46歳 規則群vs不規則群 1.39(1.14~1.70)
ホルモンバランスが月のうちに目まぐるしく変わる女性の体ではたとえ自覚症状がなくても、月経周期を規則正しくすることは重要です。
検査などで特に異常が見られない場合、月経周期の調整には漢方が有効ですのでご相談ください。
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