妊活では「糖化」を防ぐことが大切

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

妊活の漢方では「体のバランスを整える」という中医学本来の目的とともに、ずっと意識しているポイントがあります。

 

それは「糖化」を防ぐということです。

 

「糖化」とは糖とタンパク質が反応することで、この反応でできた物質をAGEs(終末糖化産物)といい、「老化原因物質」の1つです。

 

体の大部分はタンパク質でできていますので、「糖化」がすすむと「タンパク質」としての働きができなくなり、これがつまり「老化」となります。

 

近年では、AGEsの蓄積がART(生殖補助医療)の成功に影響するとする報告もあります。卵胞液中にAGEsが多いと卵巣刺激や反応性に影響を与えるからと考えられています。

 

できたしまったAGEsを取り除くことは困難ですが、これらから対策することでその影響を抑えることができます。

 

煎じ漢方には糖化を抑えるために考えられた内容で妊活をサポートしています。この成分を用いた症例報告では、ART反復不成功例の高齢難治性不妊症の方に対して改善効果の報告もあり、妊娠率の改善の機序はAGEsの低下作用によると推察されるとしています。

 

妊活がなかなかうまくいかない原因は人それぞれで、対策も一人ひとりひ合わせた方法で行う必要がありますが、少なくともこの「糖化」による卵への影響は避ける必要があります。

 

妊活で漢方を取り入れる場合、この「糖化」を抑える煎じ処方で強力にサポートします。なかなかうまくいかなくて困っている、悩んでいる場合は、ぜひ「糖化」を防ぐために考えられた煎じ処方を試してみてください。

 

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