妊娠中のワクチン接種の効果

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

妊婦さんがワクチンを接種することで、抗体が胎児に移行し、出産直後の感染リスクが低下する可能性が示唆されていましたが、きちんとしたエビデンスはありませんでした。

今回、ワクチン接種の有効性について調べた報告がありました。

この報告によると2回接種後では、生後6カ月未満の児に対する入院に対するワクチンの有効性は61%で、接種を完了した時期で比較してみると、20週以前で32%、21〜出産14日前で80%の有効性でした。

妊娠中のワクチン2回接種は生後6カ月未満児での入院リスクの低下と関連があることがわかりました。

 

妊娠がわかってからの接種、それも妊娠後期で有効性が高かったと報告していますが、今後は妊娠中の接種と妊娠前の接種でどちらがより効果があるか調べて、より効果的な方法を探る必要があります。

妊娠中のワクチン接種について、その有効性についてのエビデンスが報告されたことは、妊娠中のワクチン接種に不安を感じていた方には安心材料になると思います。

現在3回目のワクチン接種が行われていますが、接種の判断はそれぞれが抱えているリスクなども考慮して、判断した上で接種するようにしてください。

 

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