塩分(ナトリウム)とアトピーの関係

こんにちは、相模原タナココ漢方薬局・鍼灸接骨院です。

 

アトピー性皮膚炎で、食事のバランスに気をつけると症状が軽減することをよく経験します。

 

米国研究皮膚科学会年次総会において、食事からの塩分(ナトリウム)摂取量が多くなるとアトピー性皮膚炎のリスクが高まる可能性について報告がありました。


研究では、米国国民健康栄養調査(NHANES)で1万3,183人について、ナトリウムの摂取量とアトピー性皮膚炎の関連を調べました。

 

その結果、1日のナトリウム摂取量が1g 増えると、皮膚炎リスクが22%増えていることがわかりました。

報告で著者らは、塩分との関係は明確な測定方法を使用した縦断的集団コホートでの研究が必要としていますが、アトピー性皮膚炎の低コストな介入法になり得るのではないかと述べています。

 

アトピーの原因・悪化要因などについて少しずつわかってきています。食事との関係についても同様で、塩分については悪化要因の1つではないかといわれています。

塩分の摂りすぎはアトピーだけでなく、他の病気にも悪影響を与えますので摂りすぎている、あまり気にしたことがないという方は見なおしてみることをおすすめします。

 

アトピー性皮膚炎の治療薬は以前に比べると選択肢がとても増えました。一方で治療薬が増えたにも関わらず、効果がないケースも存在します。

漢方でのサポートが有効なケースも多くありますので、病院の治療だけではなかなか症状がよくならないなどでお悩みがある方はぜひご相談ください。

 

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