喫煙の妊活への影響

タナココ

ASRM(米国生殖医学会)からの報告です

喫煙の妊活への影響について

妊娠中の喫煙の悪影響は知られていますが、生殖能力への影響はあまり知られていません。ASRM(米国生殖医学会)が妊活への影響について報告しています。

米国では、成人の約21%が何らかの形で喫煙し、18%がマリファナを使用しています。妊娠中の喫煙による影響は十分に知られていますが、妊活への悪影響はあまり知られていません。

喫煙は、妊娠中の多くの合併症の危険因子となり、母と胎児の健康に対する公衆衛生上の問題です。早産、胎児発育不全、胎盤剥離、前置胎盤、前期破水、周産期死亡などが含まれますがその影響はこれらだけではありません。

妊娠中の喫煙のリスクに加えて、妊活に及ぼす有害な作用についても分かってきていますが、一般的に詳しくは知られていません。アメリカのコネチカット州の病院の女性職員388人を対象にした調査では、喫煙による健康被害については認識していた一方で、喫煙に伴う妊活への影響についてはよく分かってはいませんでした。

喫煙のリスク リスクに関する知識 (%)
肺癌99
呼吸器疾患99
心臓病96
流産39
骨粗鬆症30
子宮外妊娠27
不妊22
早期閉経17
喫煙によるリスクの認知度

喫煙による実際の影響については、ASRM(米国生殖医学会)によると以下のように報告しています。

喫煙の影響影響
不妊症1.4~2.3倍
早発閉経1~4年短縮
AMH低下44%低下
精子所見の悪化喫煙本数増に伴い悪化
流産1.8~2.2倍
子宮外妊娠1.7~3.5倍
出生率低下(排卵誘発)0.2倍
出生率低下(ART治療) 0.59~0.66倍
喫煙の妊活への影響 

また、ASRM(米国生殖医学会)によると、受動喫煙の場合でも喫煙者と同じリスクがあり、電子タバコも有害で胎児にも安全ではないとのこと。薬による禁煙治療は有効で、第一選択として考慮されるべきとしています。

妊活・不妊治療において禁煙はとても重要です。

「パートナーがタバコをやめてくれない」「電子タバコなら大丈夫でしょ?」と相談を受けることがありますが、妊娠しにくい方にとっては喫煙は妊娠の大きな妨げになります。少しでも妊娠率をよくするために、喫煙をしている人はぜひ禁煙を。

妊活・不妊治療では漢方による妊娠力の向上をサポートできますのでぜひ取り入れてみてください

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